私は今、
人生の岐路に立っています。
36年間の人生において
何度目の岐路でしょうか？笑
はっきり言えるのは
今回の岐路は私の人生に
かなり大きな変化をもたらしています。
そのきっかけを与えてくれたのは
「予祝」という考え方です。
時は、少しさかのぼりますが、
まだまだ記憶に新しい
今年4月の緊急事態宣言からの
コロナ自粛で、
私は、思いがけず
仕事に一呼吸おくことができました。
対面での打ち合わせや、
リフォームされるお客様の
ご自宅に伺うことは、基本的には
控えさせて頂く状況でしたので、
ほとんどのスケジュールが延期と
なりました。
それまでの生活と言えば、
いつも図面の納期や、
お客様とのアポイトメント、
やってもやっても終わらない
タスクに追われ、
更に、家事と育児にも追われ、
完全に自分を見失っていました。
仕事もプライベートも
どれもその日暮らしで、
乗り切っている感覚。。
何一つ心から楽しめていない状況が
ずっと続いていました。
その時は、ストレスを感じながらも
それに疑問を持たずに
ただノンストップで走り続けていました。
しかし、コロナ自粛で
家族と自宅で過ごすことを
余儀なくされたことが、
私の心に変化をもたらしました。
息子とこんな風に気ままな日を
過ごしたことが
今までにあっただろうか？
あったとしても、
いつも心の片隅に
やらなければならないことがあって
心ここに在らずな状況でした。
土日の休みも
ほとんどありませんでしたし…
それが一変、午前の家事の傍ら、
息子とおしゃべりしたり遊んだりして、
10時のおやつを食べて、
それから近所にお散歩に行ったりして、
お昼ご飯を食べ、
ゴロゴロしながらテレビを観て
一緒にお昼寝したりして。。
また、ずっと生かせてなくて
罪悪感を感じていた
庭のウッドデッキもフル活用して、
心も体も満たされました。
毎日、お庭でごはんでした
０歳から保育園に息子を預け、
仕事優先で過ごしてきた私には、
とても新鮮で貴重な時間でしたし、
息子にとってもそうであったと思います。
（世間では大変なことが起きていた中、
少し不謹慎なお話ですが‥）
夫の出勤は週の半分くらいになり、
半分は自宅で共に過ごしました。
それまでのバタバタの日々では、
夫とは家事分担や育児分担で
揉めることが多かったのですが、
それが、心に余裕があると
こんな風に優しくなれるし
ひとつひとつに感謝の気持ちが
湧くんだと自分自身に驚いたものです。
そして家族のありがたみ、
愛おしさが湧いてきて、
何が大切なのかに気付かされました。
また、
丁寧に暮らすことの喜びを
肌で感じました。
元の日々に戻っても、
この気持ちを
決して忘れたくないと
深く心に刻みました。
それから凝り固まっていた頭が
一気にほぐれ、
働き方、いや、生活そのもの、
更には自分という人間の思想ごと
変えたいと思い、
少しづつ行動を始めました。
そしてふと読んでいたブログで
「予祝講師」である
吉田みわさんに出会ったのです。
「予祝」とは、読んで字の如く、
「予め祝うこと」。
「なりたい自分」を様々な方面から
細かく設定して
それが叶った未来を
先にお祝いすることです。
現実的には、
「なりたい自分の像」があっても
なかなか変わるのって
難しいと思います。
特に、超現実主義で、
スピリチュアルな世界に
全く興味のない女子である私（笑）
だったのですが…
その考え方を素直に受け入れ
行動に移していると、
不思議なことに、自然と
「なりたい自分」に近付く出来事が
起きるようになったのです！！
これぞ引き寄せ
出会いたい人に出会えたり、
求めている事への勘が鋭くなったり。。
1番奇跡を感じたのは、
第2子を妊娠できたことです！
これも、実は
「予祝」したことでした！！
当初の目的は、
仕事のスタイルを変えて、
家族との向き合い方を変えることでしたが、
「予祝」とは、人生の全ての
目標設定に応用できると気付きました。
そして、私は、
自分の「家での暮らし」について
重点的に予祝しながら
見つめ直してきました。
以前にも書きましたが、
私は、家づくりの仕事をしていながら、
自分の家にこだわることをせず、
「暮らし」がとても疎かでした。
これこそが、
私の人生において
最大の問題点だと、
それを改善しなければ
家庭も仕事も何ひとつ
うまくいかないと思いました。
家が仕事場であるが故に、
オンオフがない状況、
仕事用のカタログや
サンプルだらけの部屋、
子供の物の管理も
自分の物の管理すら
ままならず。。。
また、
家にいるのにも関わらず、
頭の中は、
いつもお客様のお家のことで
いっぱいでした。
自分の家が見えていなかった。。
お医者さんが自分の身体を
後回しにするような感じ、、
（カッコよく言えばw）
これでは、本末転倒。
家を提案する立場の私の生活が
こんなのでは、
良い仕事ができるわけない。
ストレスの元凶はここにあると
確信したのです。
それから、
「理想の暮らし」、さらに
「理想の家族の在り方」への
ゴール地点を定め、
少しずつ改善を続けています。
改善を重ねるごとに
一歩ずつ「理想の暮らし」に
近づいている実感が湧いてきますし、
道筋が明らかになってきます！
「予祝」することで、
自分の気持ちに
ただただ正直に向き合えるので、
答えが簡単に分かるのです！
今まで、どれだけ複雑に物事を
考えてきたことか…
そして、ついに
なかなか答えがでなかった
最大の課題と直面する時が
やってきました。
それは、
「家庭生活」の中に
「仕事と向き合う場所」を
どう取り入れるかでした。
私にとって、仕事とは
生活の一部なので、
切っても切り離せないものなのです。
今までは、
日中も、子供を寝かしつけ後の夜中も、
2階の北側の空き部屋にひとり籠って
パソコンの図面と闘っていました
色気も何のこだわりもない
仕事部屋
自分の心に素直になったら、
この仕事部屋の環境には
もうときめかず、デスクトップPCは
1階に下ろして仮の場所で作業してます。。
自分の心に素直になって
ゴールが見えてきたのです。
その詳細については、
長くなってしまうので、
次回書きたいと思います。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました