私がしゃべったら、人には私の声がどう聞こえるんだろう。
子どもの頃、好奇心でテープに自分の声を録音して聴いてみて、
なんて変な声なんだろう
って思いました。でも認めたくないような。
そこで今度は、自分でいい加減に作った歌を歌って、吹き込んでみた。
やっぱり変な声。
しかも、そのテープを兄弟に聴かれてしまい、
面白がって、からかわれたので、さらに自信をなくしてしまいました。
私の声って、わりと低くて、まわりの音と同調しやすく、人には聞き取りにくい声です。
歌も歌のおねえさんのところを歌うより、歌のおにいさんのところを歌うほうが歌いやすいです

まわりの音と同調しやすいのは、子どもの頃学校で友達と話すときに、まわりの人に聞こえないように話していた名残かなとも思います。
ほかの子に聞かれないように、本当に注意していたから。
でもいちばんは、私の自信がなさが声に表れていたんだろうなと思います。
大人になってからも、せっかく頑張ってしゃべっても「えっ!?」と聞き返されてしまうせつなさ・・。
だからよけいに声を出すことが怖くなり、
しゃべることに自信が持てないままでした。
最近はどうだろう。
あまり気にしてないな(笑)
言いたいことが伝わればそれでいい感じ。
車でドライブしながら歌うのが私のストレス発散法でもあるけど、(今はキッズの歌ばっかり歌ってます
)自分のちょうどいいキーがいまだにつかめなくて、声がよく裏返ったり、音を外して、
へたくそだなと自分でも思うのです。
すると歌ってても全然楽しくなくなってくるし、
喉も痛くなってくる。
でもある日、子どもが寝てる横で運転しながら歌ってて、
どんなに変な声でも愛してあげよう


そう思ったら、なんだか気持ちよく「君をのせて♪」が歌えました

うまいとか下手とか、声がいいかわるいかじゃなく、
楽しむことが大事だったんですね、
ハイ( ̄∇ ̄*)ゞ
それに、自分が持って生まれた自分の声。
自分が愛さなくて、誰が愛するんだろう。
まだ声を出すことに自信が持てないところがあるけど、
自分の声を受け入れることから始めるのもいいかもしれない。








子どものわたしへ

きっとしゃべれないときほど、しゃべれないことにこだわってしまうんだと思うけど、
たとえ今はみんなとしゃべれなくても、自分の声をきらいにならないでほしいな

自分が知ってる自分の声を、愛してあげてほしいな

そしていつか、大事な人に大事なことを伝えるとき、自信を持って伝えてほしい

大丈夫!
かならずあなたのその声で、ちゃんと自分の気持ちを伝えられるようになるからね

