赤い人のマラソン覚え書き -3ページ目

2023/1/22 走って来ました~ フロストバイトロードレース みかどマラソン冬の陣2

という訳で冬の陣第二弾。フロストバイトロードレースです。ラン友さんに誘われて初参戦。
 
フロストバイトって何だと思ったら「霜焼け」なんだって。由来についても調べてみようと思ったけどまあイイヤ。
で、このレース横田基地の滑走路を走れるってんで人気らしいですよ奥さん!
 

会場は既にランナーさんでいっぱい。いいね!
段々盛り上がって来ました。
 
「なんか会場入るのにパスポート要るらしいよ」
 
みたいな話を聞きましてビビっていた訳ですが特に何も提示せずに無事会場入り。なんだったんだよ!
まあ仕方が無い。なんたってここは日本であって日本じゃない。
  
会場入ってすぐの交換所で引換券と参加賞のトレーナーの交換。
 
真っ赤っか!
 
まあワタクシも燃える男のハシクレ、赤いトレーナーとか見ると歌いたくなっちゃうよ。
  
もぉえるおとこのぉ~♬
 
…え、先に進め?あーはいはい。とりあえず陣地を作って着替えることにしましょう。
 
事前に告知しておいた場所を見つけてレジャーシートで陣地づくり。コレでよし。
そのあと着替え。
 
変身!とお!!
 

 
えーっと、今回は赤くありません(部分的に赤いけど)、マリオです。ラン友さんも変身するってんでお付き合い。
あの狂乱の小布施を除けば初めてコスプレ出走致します。
 
このマリオを目印に集まってくれた仲間の皆さんと円陣(俺たちは強い!)。
終わったらスタート地点へ。ガチで速そうな人たちのやや後ろ、程ほどに速いグループの後ろの方に陣取ります。その間にお友達に会ったり、ブログの読者の方に声を掛けられたり色々ありましたが気が付けばスタート5分前だ。
 
コスプレのせいもあって中々戦闘モードにならないけれどそろそろ気合い入れなきゃ・・・
 
と、どうした?スタッフの人がなんか言ってる。え?
 
なんかスタート時間を30分遅らせるみたいです。集まったランナーさんたちもバラバラと解散。ありゃま。
 
色々大会出てますが、初めての体験ですわ。
 
先にやってた5キロの部も運営グダグダだったみたい。ただ周囲の雰囲気は「この大会じゃあしょうがねえな」って感じ。運営も大らかだと参加者も大らかになるのね。
 
30分、ヒジョーに中途半端な時間をプラプラしたりバナナ食ったりして過ごしやっと時間。水を差された事で逆に気合も入ったよ。
 
並び直してスタート。今度は延長なし。
 
ぱん!
 
…って聞こえなかったんだけどね。とりあえず周りが走りだしたんで俺も走る。
という訳でスタートしたけど、今回はガチです。目標はマリオで90分切り。
やったるでぇ!と勢い込んだのは良いもののなんか速い人たちのグループに紛れ込んじゃった。
 
最初の1キロの4'12"/kmは良いとして、次の1キロが3'59"/km、その次が4'00"/km。持つんかコレ、最後まで。
 
倒置法になっちゃったけど少しビビり始めてました。昭和記念公園で手ごたえはつかんだものの、ハーフでどこまで追い込めるかは未知数。キロ4でどれだけ押せるか分りません。
 
まあハーフだし、潰れても歩けばいいし空は晴れてるし、雲だってないし、泣いてなんかいないし…
 
「マリオがんばれ~!」
 
え、なに、あ、俺の事!?そうでした。今日はマリオなんだったよ。名指し応援気持ちイイ!いや違うな。超気持ちイイ!!!
そんなに応援しても貰えるなら頑張っちゃうぞぉ。
 
…という訳で落とすに落とせなくなっちゃいました。
 
キロ4前後でどこまで引っ張れるか、そんな戦いになって来た模様。まあキツい。キツいけど楽しもう。
 
なんてったって今日はマリオだ。マリオだからちびっ子(とおねいさん)の応援が付いてる。
 
レースは横田基地の滑走路へ。
 
どんどん参りましょう。基本フラット坂道ほぼナシ。天気は快晴。
 
そして…ちょっと暑くなって来た。こんなとき着ぐるみはキツい。
とくに風で脚に纏わりつくマリオズボン。膝がつっ張る。ひーっ。
でも大丈夫、俺にはちびっ子(とおねいさん)の応援が付いてるぜ(大事なことだから2回言った)。
 
そうこうするうちに10キロ過ぎました。タイムはちょーっと落ちてきて4'11"/km(10~11キロ)、目標の90分にはコレで十分ではあるが、もう一度ゼンマイ巻きなおしマス。まだだ、まだ終わらんよ。
 
再び上げて、そこから3キロは4'4"/km、4'4"/km、4'8"/km…あーキツイ。
 
と、ここで思わぬ刺客登場。
 
後ろからやって来たのは…へんなおじさんだ!
 
あいーん!
 
スライドのランナー達にもへんなおじさん大人気。完全に持っていかれた!
 
暫く立ち直れず、ついでにへんなおじさんにペースでも負け、タイムもジワジワと低下(機関長ーーーっ!)。
 
まあしかしこの時点でもう残りは6キロ。
推力はだいぶ落ちてきたが粘るのだ、マリオ。もうBボタンは押しっぱなし。キノコはどこだ!?
 
何というか現実のレースには無敵になる星☆とかエンジンが冷える板とかそんな便利なものはありません。ランナーたるもの、つべこべ言わず走るしかありません。
 
ヒイヒイ言いながら沿道とスライドランナー達の応援に支えられなんとか残り3キロ。そろそろ終わりが見えてきたところで前方に知り合い発見。
歩いてる…
 
「トシ姉ファイト!」
 
円陣にも来てくれたラン友(姉と言っても♂だ)。
腰が痛いとか聞こえたけど怪我でないことを祈りつつパス。
 
さて残りは…2キロほどの筈なんだけど実はこのレース、距離が結構いい加減らしいのよね。先だって行われた5キロの部は最初の給水地点がスタートから6キロのところにあったとか(なんじゃそりゃ!)。
 
長いのも困るが、前回のハーフの部は500mほど短かったらしいという情報も。
さて今回は…
 
だいぶキツくなって来たし短くても良いかあ??
とか思い始めたらもうレースが終りっぽい。ガーミン様の表示はまだ19キロ台なんだけど。
 
やっぱ短いのか…とか考えてたらそのスキに(そういう問題じゃない)が出来たのかトシ姉にパス返しされた。やられた!
 
まあ怪我とかじゃなくて良かったよ。
 
刺し返してやりたいと思ったけど出力が上がりません(機関長ーーーっ!)。もうこの時点で目標の「マリオで90分切り」は余裕のヨッちゃんでクリア出来そうなのでちょっと気持も抜けてしまいました。てか、ゴールはもう目の前だ!それでもガーミン様の表示はまだ19キロ台。えーっとぉ…
 
ゴールの時にはマリオジャンプをキメてやろうと心に誓った56歳。大丈夫、それぐらいの脚力は残してあるぜ。
 
ピコーン!(残念ながら写真は無い、オールスポーツの買わなかった)
 
レンガもコインも無いのが残念だが、中々のマリオっぷりだったと思う、うん。
 
タイムは83分27秒(グロス)。これまでのハーフのベストが86分30秒(2019ふかやシティ)だったのでPBを3分も更新!
 
…と言いたいんだけど距離がね、20キロと200mしかなかったの(ガーミン読み)。まあハーフ相当で計算しても87分そこそこで十分PBに近い走りではあるんだけどさ。うーむ。
 
まあ短かろうがレースは終了だ。ゴール後エイドのバナナを食べながら(固かった)ゴールしてくるお仲間達をお出迎え。誘ってくれたラン友さんもPB更新(??)でゴール。いやぁ楽しかったね。
 
残念ながら名物のデカいハンバーガーは売り切れだったけど、ちょっとした外国気分で楽しいレースだったのだ。

2023/1/17 走って来ました~ウィークデーマラソンin昭和記念公園 みかどマラソン冬の陣1

周回レースの良いところは、残りの距離がイメージし易いところですよ奥さん!
・・・という訳で、昭和記念公園をグルグル走ってます。1月17日、平日火曜日。タマにはこんなんもイイだろうって事で、仕事サボってやって来た「ウィークデーマラソンin昭和記念公園」。
 
1周5kのコースを6周で合計30キロ、というレースです。で、その6周のウチ4周まで終わったところ(え、もう?)。状況は20キロを通過して90分とちょっと・・・こんなところであります。

※これまでのあらすじ
 1周目 22'35"
 2周目 22'40"
 3周目 22’32"
 4周目 22'51"
 
4分半/kmのつもりで走って来たから、まあまあのペース配分。本来なら4分半の20キロはいつもの練習メニュー、余裕のよっちゃん(昭和か!)の筈なんだけどこの日はコレでもそこそこキツイ。因みに俺たちの出ないではよっちゃんと言えば「よっちゃんイカ」だけど、最近は「カットよっちゃん」って言うらしいぜ。背景はオトナの事情らしいが、世知辛いぜ。
 
さて、冬の陣と言うからには触れずにはおけない年末の事。12/29、勝負をかけてた筈の12/29のbeyondマラソンも14キロしか走れずDNFしました。その3週前に引き込んだタチの悪い風邪(平たく言うとコロちゃんだ)のせいで心肺機能が出力低下。徳川機関長もビックリですよ、奥さん!60あったVO2MAXも55まで低下、絶不調に陥っておりました。
 
そんな状態で記録が出るわけもなく、ダメ元で出場したbeyondは散々な結果。
 
何て言うか、結構オチてました。気分的に。その勢いで正月は食っちゃ寝繰り返し。人としてランナーとしてかなりダメな状態を引きずりつつの(更新しなかったのはそういう事情もありました)1/17、この日であります。
 
このレース、回復具合を見るには絶好の機会なんだけど気力体力的にも戻ったとは言えない状況…
 
暗い話はこれぐらいにしてレースに戻ろう。とりあえずソレでも20キロまで4分半/kmで来れた。
  
残りどう走るか。沖田艦長も「お前にはまだ命が有るじゃないか」と言ってるしもう少し頑張ってみっか。
 
少し前向きになれたところで、さあどうすっか。こういう時手っ取り早いのは何かターゲットを追う事だ(キラーン)。
 
少し先にイイ集団があって、3周目くらいまではほぼ並走していたんだけど、少しづつ離されて4周目終了時点で目測1分程の差。とりあえずこれを「先頭集団」と呼ぶことにした。
 
その先頭集団。流石に長いストレートでもないと背中も見えない感じだけど、追いつけたら面白。まだ無理は効かないカラダ(と、思う)だが、残り10キロで1分詰める。なんか駅伝っぽくね?オラぁワクワクすっぞ!とはいえ簡単ではないので上げ幅はすこしずつ。少しずつだぞ、急に上げるなよ。少し・・・
 
ばびゅーん!
 
「前世は子犬だった」疑惑もあるワタクシだ。上げるとなるとガマン出来ない。一気にキロ10秒ほど上げちゃった(てへ)。曲がりなりにもここまで20キロ走ってきている訳で、残りもまだ10キロ近くあるわけで、空は青いワケで・・・まあナンとかなる。死にやしないさ。
 
とりあえず深く考えるのをやめたら重い荷物が枕になって深呼吸で青空気分だ。
ペースを上げて半周ほど、先行する集団が見えて来た・・・と思ったら集団がバラけてました。100mほど先に男性ランナー一人。そのさらに100mほど先に男女二人が並走。

照準セェェット!
 
まずは目の前のランナーに集中だ。昭和記念公園のコースは細かいコーナーとアップダウンの繰り返し。コーナーの頂点から頂点へ飛ぶワープ走法(最短距離を走っているだけでルール違反ではい)を駆使してジョジョに奇妙に差を詰める。
 
ヤバイ、これ楽しいぞ。
 
「先頭集団」の最初の一人をパス。超気持ちいい。そして次の二人は・・・差は100mくらい。もはやハッキリ背中が見える。行くぞゴングだ飛び出せファイト!(おーっ!)。5周目は残り1.5キロ程。どうせならこの周回の内に追いつきたい。さらにギアアップ。
 
これまたジョジョに差を詰めて二人の背中が段々大きくなってくる。この二人、少なくとも2周目くらいからズーット並走してるな。そして若干色味が違うけど二人ともピンクのシャツ。ご夫婦とかだろか?と思ったけどまあ、アッシには関わりのない事でござんす。とにかく追いつく、そして前に出る!
 

結局5周目終了のライン、計測帯青絨毯の上で二人に追いつきました。

 5周目 21'51"(4周目より1分詰めた)

ここでこの二人と並走するか(少し休んでもイイかな?とか考えた)少し迷ったけど、結局そのまま前へ。前に出る以上そのまま逃げ切る覚悟がいる。でも行く。
 
抜いちゃったらもう手を抜けねぇぞ、分ったか野郎ども(おーっ!)。周回はじめの細かいコーナーとアップダウン、ここで差を広げる!

・・・なんてね、振り切ったつもりだったけど背後の足音が小さくならない。振り返って距離を確認したいところだが、こういう時振り向くと気持で負ける。
 
だから意識は前方に集中。とにかく攻め続けろ、俺!
 
その後も少し間を置きながらも無言のデッドヒートは続く。シビレるね。そうこうするウチにさらに一人パス。いいね、6周目も1キロ、2キロ、3キロ・・・終りが見えて来た。まだ足音は消えない。ここで後ろのランナーの声が聞こえた。
 
「アーーッ!」
 
気合いを入れようと思ったのか、えづいたのか、良く分らなかったけど確かに女性の声。追って来たのは男性の方だと思っていたのだけど違ったようです。まあ、どちらであろうと追ってくる事に変わりはない。ならどうする?
 
こういう時は全力で応えるのが礼儀ってもんすよね。
 
さらに出力アップ。
 
「心臓が爆発しちまう~っ」
「ゴールまで持てばいい、300まで上げて!」
いいね、まだ回るよ俺の心肺。キツイけどレースやってる感。
 
これよ、この肌触りこそ戦場よ!
 
…戦場じゃあないけどな。
 
まあ、いつものお約束は置いといて、背後の足音は振り切った。
そしてさらに先行一人を抜いてゴール。
 
程なく後続ランナーも帰って来ました。振り切ったと思ったけど、そんなに差は付いてませんでした(汗)。お蔭で最後まで集中切らさずに走れました。ありがとうございました。
 
曲がりなりにも久しぶりの完走。付かれた、疲れたけど、楽しかった。
あんまり楽し過ぎて、beyondの件でウジウジしてたのがアホらしくなっちゃった。
 
 
…ただ、正直調子はと言えばまだまだな感じ…そして3月への道は続く。

 

2022/11/13 走って来ました~ つくばマラソン  みかどマラソン秋の陣(後編)

パン!
 
スタートしてしまいました。えーと、つくばマラソンです。なんで?って、そりゃエントリーしたからですよ。じゃなきゃゼッケンつけて走れません。
 
すみません。エントリーしてることも走ることもごく一部を除いてナイショにしておりました。だって直前まで出るつもり無かったから。
 
Bゼッケンつけて第一ウェーブスタート、最初の混雑がばらけるまで少しだけ渋滞に付き合います。ロスは20秒チョイ。まあいい感じだな。最初の1キロは5’04"/km。2キロ目が4'32"/km。少し速い、もうちょっと落とす。3キロ目4'44"/km。ここまで見てキロ当たりのペースを気にするのやめました。
 
ガーミンの表示を距離/ペースから心拍数に切り替え。今日は時間との戦いではなく、自分のカラダとの対話を大事に走る事にしました。場合によっては途中でやめる事も視野に入れてはいるけど、それは最後の手段で。落ちても歩いても良いから完走はしましょうね。
 
アクアラインから1週間、その間に新コロワクチンの接種も有ったりして少なくともベストの状態ではありません。そもそも1週違いのレースにエントリーしたのも「コロナ中止の保険」でしかなく、普通ならDNSとすべきところ。実際、前日までそのつもりで、計測チップも返送封筒に入れていたくらい。
 
ただ前日ある程度走れたことと、前回のこのレースが途中棄権であったこと(5キロ地点で膝がロックした)、その他諸々から少しづつ出てもいいかなと言う気になって最終的には前日の夜に出走を決定。あわててゼッケンをシャツにつけて荷造りもバタバタ。まあ、慣れたもんでなんとか恰好は付いた。
 
当日、現場について着替え。今回は戦闘モードでもないし、ナイショにしてた後ろめたさ?みたいなものもあって赤をやめました。いつも赤いから、こういう時ちょっと別の色にすると無敵のステルス性を発揮する。待機会場に応援に来てたラン仲間がいたので試してみる。
 
「takumiちゃん」
「え、え?」
「俺だよ」
「あーっ!」
オーラ消し過ぎですよ、みかどさん…だって。ああ面白い。
その後、出ない筈だったので別のラン仲間にお願いした円陣を少し離れたところから見守り(wamuちゃんありがとう、カッコよかったぜ)、他には誰も見つからずにスタート地点へ。
 

赤くないみかどです

 

さて、レースに話を戻そう。3キロぐらいからだったよね?ガーミンさん時間表示はやめても律儀に1キロごとのラップは教えてくれる。まあ多少の凸凹はあるものの概ね4'40"/km平均でまとまっている。ただ、それよりも重視したのは心拍数。上がりそうならペースを意識して落とす。
 
ざっくり30キロまで5'0"/kmで行って、そのあと上げられるところまで上げる…くらいのザックリしたプランで考えていたけど、表示を心拍に変えてペース管理もそちらでやることにしました。
 
20キロまでを上限140bpm
30キロまでを150bpm
その後はフリーで
 
5キロを通過。路上に表示計は無く、腕時計も心拍表示にしてるのでイマイチ分りませんが23分チョイ。まあいい線でしょう。息が上がった感じもツラさも無し。心拍は130bpm中盤。ジョグに毛が生えた様なもん…は言い過ぎですが、そのくらい楽なペース。この楽な感じがどこまで続くか…
 
4キロと9キロ地点で知り合いの沿道応援発見。うぇーいと手を振る。気づかれたら「ワタシは大尉ですよ」って誤魔化すつもりでいたけど…
 
「気づいてない、気づいてないわ!」
 
面白い!これ、クセになりそうだな。その後10キロも楽々通過。46から47分ってとこ。
 
このくらいからそろそろ5分遅れでスタートしたCゼッケンの選手にパスされることが目立って来ます。でも気にしない。今日は他のランナー関係なし。出来るだけ落ち着いて心穏やかに、自分のカラダと対話しながら走る・・・つもりだったんだけど、おねいさんとちびっ子の応援は別だ!
 
「うぇーい!応援ありがとーーーっ!」
前世は子犬だったんじゃないか?と自分でも思っているのだけど、ウキウキしてくるともう止まらない。無い尻尾を振って(るつもりで)まあとにかくハシャギます。いいじゃん、そんぐらい。
 
エイドでもお礼を言って(いただきます&ごちそうさま)、そして出てくる食べ物は全部食べるつもりで行きます。15キロでカップゼリー(開けづらい)、17.5キロで福来饅頭(咽る)、20キロで冷凍クレープ(ちべたい)、なんてやってるうちにもう半分終わっちゃった。でも…楽しいぞコレ。
 
私設エイドも狙っていきます。途中ちびっ子エイドにピットイン。飴ちゃんを一つ。ありがとねーと言ったらキラキラした目で笑ってくれました。
 
イイネこういうの。
走りながら貰った飴(バター飴)を口へ。噛むと口の中に一杯に広がるバターの香りと粉々の破片。
 
げふんげふん、次行ってみよう。
 
ハーフ通過時点が(たぶん)1時間38分チョイ。まあ3時間半は切れそうだね、タイムに関しての感想はそのぐらい。それより大事なのは心拍だ。この辺で140bpmを少し超えるくらい、まあほぼ予定通りだね。カラダはまだまだ元気。ここからはあと10上げて良いよ。
 
その後も順調に距離を重ね25キロ地点で念願の「冷凍原宿ドッグ」にもありついた。そしてレースは続く。
 
やべえ、楽しいぞ。
 
キツくならない様に走ってるんで当然なんだけど、全然キツさがありません。いつもはこの辺から落ち始める(先週も!)28キロも難なく通過
 
…と、前方に知り合い発見。
 
一瞬どうしようかと思ったけど、横に並んで顔を見る。
「よっ」
「え、あれ!?なにやってんすか!!」
前週に会話してて「出ない」って名言した相手だったんでちょっと申し訳ない。まあしかし、レースは非情さ。申し訳ないが前へ出る。またね!!
 
3時間10分切りが目標って言ってたんで、追いつくとは思ってなかった。追いつくとしてももっと先だと。この辺りで30キロの壁に捕まって歩いているランナーもちらほら。気温かなあ。確かにマラソンには暑い。後で他の参加者から風がキツかったとも聞いた。ただ全然気にならなかったんだよね、俺は。
 
さて知らぬ間に30キロを超えました。2時間18分。どうだ、カラダは。流石にこの頃には心拍は150bpmを超えることも出て来た。でも、それでも150なんだよね。実はペースがジワジワ上がって来ていて、4分半/kmを少し上回るくらい。それでもあまりキツくは無い。いいな、これ。
 
30キロからは心拍気にせずイケるだけイッてよしという約束でしたので、もうちょっと上げてみましょう。と言っても急には上げません。気持ち少し力を入れるくらい。心拍リミッターは切れたけど、モニタはしています。150bpmから155bpm。すこずつ、すこしずつね。
 
33キロ、沿道に9キロ地点で応援してくれてたTAKAPYとにしむっちゃん発見。ありがたいねぇ。ここで走り寄ってにしむっちゃんにハイタッチ。そのまま通り過ぎますが…
 
「あ、あれみかどさん!?」
 
さすがにバレたね。まあ仕方が無い。35キロではtakumiちゃん。ありがたいねぇ。
 
「要りますか?」
「いや、大丈夫。気持ちだけ。ありがとねーっ」
 
駅伝の給水係みたいに並走してくれる。ホントにありがたいけど、もうエネルギーは必要なさそうだ。
そしてルートはコースの山場、立体交差。ここを過ぎるともう大学構内へ。
 
あとはゴールを目指すだけ。カラダはまだ元気。なんと36キロ目でこの日最速ラップを記録、4'18"/km。因みにその次が39キロ目の4'19"/km、3番目が42キロ目の4'19"/km。終盤が一番元気だった。ただ、少し気持ちがダレてきていた。なにか刺激が欲しかった。こんな時は、アレだ!
 
37キロ地点、200mほど先に凄く目立つピンクのウェアの女性ランナー。他のランナーより明らかに勢いが有る。あのヒトを目標にしよう。ゴールまでに追いつく、これならもう一段頑張れるかも!んじゃ行ってみましょうか。ところが割とすぐ追いついてしまいました。むむむ、どうしよう。
 
まあ心配はすぐ杞憂に終わりまして、抜き返してくる彼女。そう来なくっちゃ!最大で41キロ過ぎに100mほど差をつけられたけど、この日のみかどさんはまだ元気だ。必ず追いつく!

…楽しいです。こんな終盤にこんなに楽しいレース、中々出来ないよ。
 
ゴール前500mに刺し返した。あとは落とさずゴールへ…
程なくゴールしてきたピンクの彼女と健闘を称え合いました。でも彼女のゼッケンはCブロック。5分後のスタートなので刺したつもりが俺の負け、でした。でもいい勝負が出来て楽しかったです。ありがとう、ピンクちゃん!
 
ゴールタイム、3時間11分50秒。自己ベストには程遠い平凡なタイムですが、今回はレース前の状況が状況だし内容が良かったのでヨシとします。というか120点満点じゃないかな。そして、無理をしなかったのでダメージも殆どナシ。こんなやり方もあるんだな、って分ったのが今回の最大の収穫でした。
 

綺麗なラップでした 

 

最後まで上げ続けた

 
これにてみかどマラソン秋の陣後半も終了。暫くレースは無く、次は本命のbeyondマラソンです。あと1カ月半、どれだけ上乗せできるか、頑張らないとね!こうご期待。