しばらく車に乗ることができないので、少しの時間だったが車を走らせた。
乗っておきたいという気持ちだけではなく、乗っておかないといけないという強迫観念のようなものもあると思う。
乗っておきたいという気持ちは、一種の中毒症状だと思うが、これは車好きなので仕方がないと思っている。
乗っておかないといけないという強迫観念は、人生で初めて手に入れた車が原因ではないかと思っている。
六年落ちの中古車だったが、初めてのマイカーを手に入れられたことがとても嬉しかった。
(当然、ローンです)
車通勤が許されていた会社だったので通勤は勿論のこと、休日も車に乗って遊びに行っていた。
それでも、たまには車ではなく電車で遊びに行く休日もあった。
休日が隔週二日の会社だったので、一日の休日だと問題はないのだが、二日間車に乗らない週末を過ごした翌週の月曜日の朝に、バッテリーが上がっていてエンジンがかからないということが何回かあった。
その度にバッテリーを買い換える羽目になったので、無理やり車に乗るようにしていた。
二日間の休日で車に乗っていなかった場合は、遅い時間に帰って来てもエンジンだけはかけるという作業を行っていた。
それ以降の車で、二日乗らないとバッテリーが上がるという車を所有したことはないが、数日間車に乗らないと、動かさなければという気持ちがわいてくる。
車に乗ってしまえば、2~3時間程度のドライブでも一応、満足できる。
もう少し、走りたいと思ったけれど、それは明日にしよう。