八王子城跡 前編 | 幌武者 ブログ

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一度は縁を切ろうとして、車を手放したけれど、やっぱり車から離れることができず、あろうことか、幌付きの車を手に入れてしまった男のブログ。

行き先未定のまま出発。

 

府中街道、鎌倉街道、川崎街道、北野街道、町田街道、高尾街道と走行。

 

高尾街道から美山通りに入った時点でも、行き先は決まっていなかったが、八王子城跡入口の標識が見えた瞬間、今日の行き先は八王子城跡に決定、左折。

 

 

美山通りは、今までに数え切れないくらい往来しているが、八王子城跡に続く道路を走行するのは初めて。

 

左折してすぐの間、周辺は寺院や関連する店舗が多く、本当にこの先に城跡があるのか少し不安になったが、八王子城の幟を発見。

 

駐車場に車を停めて管理棟に向かう。

 

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ボランティアガイドの方からルートの説明を受ける。

 

本丸跡までは徒歩で約40分、城主の館があった御主殿跡までは約30分だという。

 

この瞬間、見学するのは無理だと思ったガックリ

 

八王子城跡の標示が目についたから軽い気持ちで立ち寄っただけで、あくまでもメインはドライブ。

 

山中を30分も40分も歩くことを想定してはいなかった。

(八王子城が山城だということを忘れていましたショボーン)

 

御主殿跡までならば、ガイドの方が案内してくれるという。

 

見学は諦めましたとは言えなかったので、

 

「最初に本丸まで行ってみます。ありがとうございました」

 

とお礼を言ってその場を離れた。

(見栄を張ってしまいましたてへぺろ)

 

口に出してしまった以上、形だけでも見せなければならない。

 

とにかく、歩けるだけでも歩いてみようと、本丸に向けて出発。

 

 

歩き始めてすぐに、こんな道を40分も歩けるわけがないと思うえー

 

歩いているというより、登っている。

 

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気を抜くと足を滑らせてしまう。

 

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歩き始めて約10分、撤退えーん

 

行くだけの体力ならあるが、戻ってくるのは無理。

 

長ズボンだが半袖、靴はスニーカ―といういでたちで、これ以上は歩けませんなんて口が裂けても言えない。

 

半袖短パン・スニーカーで富士山に登っておきながら救助要請をする、日本を舐めている民度の低い外〇人👾👾👾と同じになってしまう。

 

10分というまことに短く情けない時間だったが、引き返して正解だったことを帰りの10分で思い知る。

 

降りるほうが足を滑らせやすく、膝への負担がさらにかかる。

 

地面は凸凹で、足を置く場所を慎重に選びながら下らなければならない。

 

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途中ですれ違った人たちは、本格的な山歩きの装備だった。

 

くたくたになりながら何とかもどってくる😵‍💫。

 

後編へ続く