久し振りに箱根へ走りに行ってきた。
大好きな場所の一つだが、冬季は凍結や融雪剤が怖いので、どうしても足が遠のいてしまう。
桜も終わりかけた今なら大丈夫だろうと出発。
自宅を出発して神奈川県に入り、定番ルートの国道246号、129号、134号と走行して国道1号線に合流する。
天気は快晴だが富士山が少しかすんで見える。
(春霞ですかねえ)
車は順調に小田原市街を抜けて箱根新道に入る。
高度が上がるにつれて、こちらの気分も上がってくる。
対向車線を降りてくるスポーツカーや改造車やスーパーカーが、気分を更に上げてくれる。
(スピードは上げていません)
やっぱり箱根は楽しい場所だ。
右に左に旋回を繰り返していると、何とも言えない心地よさを感じる。
(変態です)
頂上で静岡県に入り、そのまま下る。
三島市の市街地まで下った後に箱根まで戻り、箱根エコパーキングで小休止。
箱根周辺には日本遺産が多い。
日本なのだから日本遺産で十分なのに、どうして世界遺産になることを喜ぶのだろうか?
世界遺産委員会の裏には何が隠れているのか、考えられないのだろうか?
コーナリングで脳みそが揺れたせいか、ドライブと全く関係のないことが頭に浮かんでしまう。
いつもなら新道なのだが、今回は旧道で小田原市街まで戻ることに。
道の駅「箱根峠」は予想どおり混雑している、ぱっと見たところ空いている駐車スペースがなさそう。
旧道を走行したのは随分と昔なので、道路周辺の風景を忘れているのだろう、とても新鮮な気分で運転している。
芦ノ湖の湖面が見えたあたりまでは順調に走行していたが、そこから先は渋滞になる。
車の中から芦ノ湖周辺を観光させてもらう。
芦ノ湖を過ぎて、しばらくは流れが良くなったが、すぐに渋滞になる。
引き続き、車の中からの箱根観光を続けながら箱根湯本に到着。
芦ノ湖でも箱根湯本付近でも、オーバーツーリズムの気配が漂っている。
古き良き日本の観光地が一つ、また一つと……。
残念な気持ちになるのは私だけだろうか?
箱根湯本を過ぎると、渋滞は徐々に解消されていった。