実写版ゴールデンカムイとyahoo!への怒り | パイェーハリ!

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バイクと旅と釣りと独り言のブログ。Поехали!(パイェーハリ!)とは人類初の宇宙飛行を成し遂げたソビエトの英雄、ユーリガガーリンが地球を旅立つときに発した言葉で、さぁ行こう!という意味です。

yahoo!映画がいつのまにか消えていることに気付いたのは、去年ジョンウィック・コンセクエンスを観てレビューを投稿しようとした時だった。あまりの衝撃に受け入れられず何度も「yahoo 映画」で検索したが出てこない。そしていままで僕が書き溜めた映画レビューも全て閲覧できないことに。

 

 

 

 

 

いやーまったく、怒ったね、これに関しては。ヤフージオティーズのサービスが終了したときも僕は憤慨したのだが、その怒りを理解する人間は周りにいなかった。インターネット上の情報を軽く見過ぎではないか?ネット社会と声を大にして言う割には、人々のネットに対する認識がまだまだ遅れているのではないか?例えば図書館の本が、最近貸し出されていないから、置くスペースがないから、予算がないからなんて理由で焼却処分されたりしたら、当然のごとく批判されまくるだろう。それと同じことが現実に、ひっそりと行われたんだよね。今回も。それに、ヤフージオティーズのサービスを利用していたホームページの多くは2000年代初頭のまだ全員がネットを使っていなかったころ、つまり本気で面白いことを発信したい管理人だけだった時代のページである。当然いまネット上に氾濫する不労収入欲さにクソの役にも立たない情報を羅列するだけのページとは決定的に違っていた。情報の量、濃さにおいて国立図書館の蔵書にも負けない、知識の遺産とも言うべき名サイトたち。それを消すという愚かな行為を黎明期からの大手ヤフー自ら行うというのが僕には理解できない。yahoo映画にももちろん膨大な情報が載っていたのだが、それらまで消すというのはもはやアドルフ・ヒトラーのロンドン空襲やネロ指令より悪手と言わざるおえない。ホームページは見るだけだったが、今回自分が書いたものまで消されてついに我慢できなくなった。それ相応の理由があるのは百も承知だが、説明もなしに一方的に閉鎖するというのは中央集権的一党独裁政権のやることであり、いますぐにグラスノスチを求めたいところである(は?)

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、消えたページでもURLさえ見つけてこのサイト↓を使えばある程度復元して閲覧できます。

 

 

 

 

 

 

 

という訳で映画レビューもこれからこっちで書くことに。記念すべき一発目は「実写版 ゴールデンカムイ」。昨日の夜映画館で観てきました。お客さんは僕の他に5組ほど。元々かなり初期からの原作ファンで、それ故に実写化に際して一抹の不安があった。コケるんじゃないか、ダメダメCGで造られるんじゃないかと。しかし友達や美容師さんが面白い、結構完成度高いと言っていたので恐る恐る観に行くことに。最近はるろ剣やキングダムなんかの実写化もクオリティ高いしね。

 

 

 

 

 

で観た感想は、結構面白かったなと笑 やはりアクションシーンは漫画、アニメよりも実写のほうが見応えあるし、杉本VS尾形や鶴見中尉の脳汁、アシリパさんの変顔なんかが忠実に再現されていてよかった。一部変更になっているシーンはあるけど、わがままな改編というより尺の都合上まとめたんだろうなと予想できるところばかりで、原作を知っていても違和感は感じません。元々詰め込み過ぎな要素を本当にうまく物語にしている作品なので、続編でどうなるかは監督の腕の見せ所。今回は原作4巻あたり、杉本が第七師団から脱出、土方が銀行襲撃までを2時間で流せるよう若干シャッフルした内容。映画の最後のほうに続編への伏線としてインカラマッ、キロランケなどがチラッと映ったものの鯉登少尉らしき人物はいなかったので、次は原作8~9巻ぐらいまで行くんじゃないでしょうか?(WOWWOWで連続ドラマとして配信するらしいです。)

 

 

 

 

 

原作ファンを裏切らない、名シリーズになりそうな予感です。上映開始から1か月以上経っているので、明日にでも映画館へ、是非。