11月5日
朝、街中の公園で起床したため、すぐに撤収して出発。
国道8号をひたすら東進し、新潟県に突入。旅2日目にして踏んだ越の国に再び足を踏み入れた。日本を一周してきて、線と線が繋がった瞬間だった。
眼下に広がる日本海は、荒々しくうねっている。
これから埼玉に帰るには、中央高地を突破しなくてはならない。
この旅最後の海を存分に目に焼き付け、国道148号線に入った。いよいよ最後の山越え。
すぐに坂がきつくなり、エンジンがうなり声をあげた。案内板に「高浪の池」と「ヒスイの挟」という文字が。おもしろそうなので県道に入ってみる。
なかなかの山越え。
ヒスイの挟到着。ヒスイの原石が転がっているようだ。その切り立った険しい山肌に畏敬の念を憶えた。
そびえ立つ岸壁。ヨーロッパのアイガーみたい(見たことないけど)
どれがヒスイなのかは分からなかったが(そもそも簡単に見つかるものでもないのかも)、珍しい色の大岩がゴロゴロ転がっていた。
次に高浪の池にも行ってみる。
どこかで聞いたことある名前だなと思っていたら、UMA浪太郎で有名な場所だった。
浪太郎発見!!
お土産屋のおばさんに、池で釣りしてもいいか聞いてみる。構わないが、数年前の土砂崩れが池に流れ込んで以来、巨大魚の姿がすっかり見られなくなってしまったとのこと。
日暮れ近くまでスプーンをキャストしたが、何も釣れなかった。だが、僕は浪太郎に真っ向から挑んだんだ。それで十分、大満足だ。伝説は今も伝説のままでいてほしい。
これにて現地調査は完了。この池に未知なる巨大魚が生き残っていることを願いつつ、池を後にした。
キャンプ地を探すため、真っ暗な山道を30kmほども走って白馬村へ辿り着く。
めちゃくちゃ寒い!!
体感温度はおそらく5度を切っている。高山で夜を明かすことにしたのは失敗だったかもしれない・・・・・・・。
46/47都道府県到達