普段から、人や物事について、判断しないように意識してます。
正確にいうと、判断しようとしてる自分に気づいたとき、その判断停止に努めます。
私達は他者に対して判断したがります。
・この人は自分と合わない、
・あの人と一緒にいてもつまらない、時間の無駄、勉強にならない。
自分に対しても、
・どうして自分は…
・自分は勉強が苦手だから、学歴がないから
勝手な判断は、心の波を作ります。
自分で作り出した妄想が、ストレスや不安、苛立ちにつながる事になるのです。
こういう「ネガティブ思考は避けるべき」という論調は理解しやすいと思います。
ただ、今日、特にお話ししたいのが、
自分にとって「良いと思うこと」が起きたとしても、それもまた判断しないようにする。
これは、見落としがちだが大事なことです。
「最近ついてる!!!絶好調だ。」
「意中の彼女と付き合えた。俺の人生最高。」
現在の心の反応は、ただの一過的なものにすぎません。
また、たとえ周囲が褒めてくれたとしても、あくまで一つの事実として認識しておくに留めておくべきなのです。
要は「調子に乗らない。」
謙虚に一歩一歩、自分の本心が望むことに注力していれば、周囲の声や自分の感情に左右されなくなる。
自分の原則に従い行動していれば、仮に結果がついてこなくても心は充足される。
人や物事は多面的であるし、時間とともに社会の評価は変わっていきます。
予測不能に変動していく社会や他者からの評価に踊らされて、ただただ心を消耗して生きるのが人生?
あのクロードモネは、生前パリのサロンで評価されなかったけど、彼は自分の信じる道を貫き続けた。
世の中の事象を良し悪しで評価しない。
自分の心の軸をもつ。
大事なこと。