こんにちは。髙橋みちこです。
9月になって。涼しくなったかなあと思っていたら、まだ昼間は暑いですね。
良い大学を出たら、良い仕事につけるのか?
そして、幸せなのか?
私が、こどもの頃。
なぜだか理由は覚えていないけど、良い大学を出たら、良い仕事につけるよ。
と言われたことがありました。
それを聞いて、そうなんだ~。じゃあ、大学には行こうとなんとなく思っていました。
両親も私が大学に進学することをとても望んでいました。
で、実際に大学に行って就職した結果。
とても大変でした。
当時、被害者意識で生きていて、悪いことはなんでも他人や親の責任だと本気で信じていました。
だから、仕事が大変でつらいのは、良い大学に進学するお金のない親の責任だと本気で
思っていたことがありました。
いまになって、よーくこの言葉を見てみると
良い大学の良いとは? 何をもってして良いといっているのか?
良い仕事とは? 何を良い仕事と判断するのか?
とても、疑問だらけなのです。
当時の私にとっては、
良い大学 = 知名度・偏差値の高い大学
良い仕事 = 知名度の高い、そして給料のいい会社
が 良い でした。
で、これ、よーく見ると変なのが、知名度が高いと、私にとってどう良いのかまったく意味がわからないこと。
良い大学、良い仕事って聞こえはいいかもしれないけど、じゃあ、その中で私はどういう活動しているのか全く見えてこないのです。
どんなに知名度の高い会社に入っても、
・休憩が毎日なかったり
・有給は使えなかったり
・残業代は無断でカットされたり
・営業成績のマイナスを自分で補填していたり
では、本当に良いのか?と疑問になってくる。
そうなると、本当に望んでいるのは、知名度ではないことが見えてきます。
自分にとっての、良い が何か全然わかっていなかった。
あのころ、親のせいで~と思っていた自分が恥ずかしくなります。
なんとなく、自分なりの理由も説明できない 良い で片づけていると
本当に自分が望んでいるのものが分からなくなります。
あいまいな思い込みを見直していくと、自分がどうしていきたいのか?
が見えてくる。そう実感した出来事でした。