おはようございます。髙橋みちこです。

 

梅雨でじめじめした日が続いております。

去年はぐったりしていましたが、今年は元気に過ごせています。

 

先日、言葉の使い方・脳の使い方で体調が回復してきたことを書きました。

その話を書いていてふと思い出したことがあります。

 

昔の話なのですが、まだエステティシャンとして正社員で働いていたころのこと。

私には、200万以上の借金がありました。

これは、カードの支払いが膨らみリボ払いにした結果でした。

当時勤めていた会社では、売上が達成しないと自己負担で購入するという制度? 暗黙の了解 ?がありました。

毎月目標を達成できない私は、その分を自分で補填していたのです。

 

また、月末になると急に売上目標があがり、補填額が変わるというシステム。

都内に勤めていたのですが、一人暮らしだったので生活費や家賃を払うと、ほとんどお給料はなくなり、生活費を補填

するために返済したカードの空いた枠で買い物しなんとか生活するという繰り返しでした。

 

そして、売上が悪いと購入しまた支払いが増えていくという悪循環。

自社ローンを組んでいたので、店長が私はあといくら購入できるか計算し、買うなんてこともありました。

 

そんな私が、借金を辞めるのを決めたのは、結婚したときでした。

共働きだったのと、生活費等は旦那さんが出してくれていたので何とかそんな借金があっても暮らすことはできました。

 

しかし、妊娠したりで休むことになったりしたらこの支払いを続けていくのは無理ゲローゲローとなり

そのとき、はじめて私はちゃんと借金の中身を見たのです

 

それまでは、借金があることから目を逸らし、いつか返せるはずという淡い期待にすがっていたのです。

また、借金がある という恥ずかしさから、とにかく見るのが怖くて避けていたのでした。

怖いゲローゲローゲローゲローガーンガーンと思いながら、借金の中身をみると

・返済しても、また使っているので結局減っていない。

・ちょっとずつ増えている

 

そして、さらに見てみると、売上があげられない罪悪感という嫌な気持ちを消すために、自己購入を受け入れて

自分は営業ができないということから目を逸らしていたこと。

”エステの高級化粧品をつかっている私” という優越感でごまかしていい気分になったつもりでいたこと。

 

現実を見ると、とにかく胸がぎゅーっとつまり苦しくなったのを覚えています。

 

怖い・苦しい・つらいというのを感じたあと、自然と 借金を返そう

と決めたのです。さらに、借金を返して今の会社をやめよう。

借金を返したあとの未来にフォーカスしたのです

 

決めたあとは、本当にスムーズに返済でき1年半で完済しました。

いまでも思い出すのは、この決めて、返済に向けて行動し始めたことで起きた奇跡とも思えるようなことです。

 

ながくなったので続きます。