絶景 | 櫻葉小説~嵐と一緒に日向ぼっこ~

櫻葉小説~嵐と一緒に日向ぼっこ~

櫻葉・大宮中心の妄想BL嵐小説を書いています。
かなり偏った内容になっております。
ご理解のあるかたのみご覧ください。

たまに日常のこともつらつら載せてます。


※無断での話・内容転写利用禁止
※アメともピグともは受け付けていません

「雅紀・・・

こっちおいで」



翔ちゃんが俺を呼び

いつもより甘い声に

ドキッと心臓が撥ね



緊張する。



ベッドに腰掛けて

手招きされると



期待してしまう・・・



そういう意味ではなくても



翔ちゃんが

ただ座っているだけの

その佇まいが



すごく

綺麗で・・・・。





なんとなくそろりと

いつもよりゆっくり近づく。



翔ちゃんは笑いながらそれを待ち・・・



ほんの2m弱の距離が長く感じた。



辿り着いた

翔ちゃんの目の前・・・



床についた素足のつま先の上に

わざと自身のつま先をわずかに重ねた。



その先っぽをわざと動かす。



翔ちゃんが俺を見上げて

「甘えんぼ」

と・・・・。



手の甲を掴み

上目遣いのままキスをした。







心臓が早鐘として打つ。



「雅紀?

どうした?」



翔ちゃんが聞く。



「うんん・・・・」

返事する。顔が火照るのがわかった。



すると

翔ちゃんが俺を引き寄せ抱きしめ



そのまま翔ちゃんの下

ベッドに押し倒された。





「・・・・雅紀・・・綺麗だ・・・」



翔ちゃんが言って

俺のことを眺める。



隅々まで・・・・



服を着ているのに

なにもかも見透かされているように感じて

目を逸らす。



「・・・・その顔も・・・

まるで絶景だな・・・・」



翔ちゃんの重みを感じたかと思ったら

鈍い痛みが走った。



「あ・・・っ」

声が漏れ・・・

翔ちゃんを見ると





整った容姿で

「雅紀は美人だな・・・・」

静かにほほ笑む顔が



妖艶で俺を狂わす。



美しいのはあなただよ・・・・



そう思うけど

答えられない・・・・



全てあなた色に染まった俺は



あなたのことだけで夢中だから・・・・





自分を綺麗だなんて思わない・・・・



だけど

もしそう見えるなら

あなたの中で彩られるから



あなたに飾られた無数の蕾が



花開く





季節外れだけど

桜のような華が・・・・・





翔ちゃん



あなたに愛されていると

なにもかもが絶景で

美しく見えるよ・・・・・・・・・



Fin






こんあいば

今日は何の日?

美人記念日=日本三景の日なんだそうです。


上の短編は

これとは全く関係ないですが・・・

この言葉を見て

なんとなく感じた感覚で書きました。


あんまり意味がわかんない感じ?


ごめんね・・・・


雅紀・翔・・・櫻葉・・・がるぅのは日本三景(絶景)なのです(笑)



そして

すごく個人的なことを書きますと

大切なお智だちの誕生日なのです。


おめでと、Mちゃん

ささやかなプレゼントです。

Mちゃん大好きだよ。

受け取って?(返却可です)



るぅ



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