ヨーロッパ内のタックスヘイブン | 50代で海外移住。少ない資産で最大限の満足を目指すデフレ投資家 吉村

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ヨーロッパ内のタックスヘイブン

 

 ヨーロッパ国内では銀行口座の情報が秘匿される国としてはスイスやリヒテインシュタインが有名であった。


 しかし、アメリカの強い要請(命令)で2013年後半からその情報は正式な手続きを踏めば調査国に報告されるようになってきている。


 日本の暴力団がスイスに秘匿していた50億円もの巨額の資金が発見、凍結されたということもある。

 ここであまり知られていないタックスヘイブン国がある。


それはバチカン市国。

 

 イタリアの中にあるごく小さなローマ法王を囲む国。

 独自の議会 法律 軍隊をもつ。

(軍隊といってもスイスの衛兵)


完全な独立国である以上、イタリア政府がなんといってもバチカン市国の中には踏み込めない。

 バチカン市国の銀行に口座を開くには熱心なカトリックであり司祭などの推薦が必要。


これがイタリアマフィア(多くはカトリック)のマネーロンダリングに利用されていた。


冷戦時代はアメリカは共産党の強いイタリアで反共のためにイタリアマフィアを利用し、大目にみてきた。


冷戦が崩壊したあとにマフィアとその影響下の政治勢力はかなり粛清されたが、

今だにその影響力は残っている。

今のところ租税協定にも参加していないし、参加するという話も特に流れていない。

https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/international/182.htm

イタリアはギリシャのように地下経済、闇経済がもっと大きな国の1つ。


つまり帳簿をつけず、領収書を発行せず、税務署が把握できなお金の流れがとても大きい。


GDP全体の20%を超えると予想する人もいる。

それもマネーロダンリングの仕組みが温存されているからかもしれない。




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