無人駅のトイレ問題。 南海高野線 津守駅の場合。 | みぃちゃんず(鉄道部)

みぃちゃんず(鉄道部)

ちょっと昔~現代の鉄道事情を実車や模型などを交えて。

南海高野線 津守駅。

岸里玉出駅から汐見橋に向かって2つ目の駅です。

この路線にしては珍しく比較的新しい駅舎です。

 

改札内から改札口方面を。

券売機1基と自動改札2基、もちろん無人駅です。

最寄りに高校があるので登下校時は学生さんの姿が見えます。

 

駅の南側にある踏切からの撮影。奥が汐見橋方面です。

ここから東に真っ直ぐ20分ほど歩くと萩ノ茶屋駅に着きます。

2面2線の普通の駅で、写っている踏切は構内踏切です。

 

踏切から岸里玉出方面を。

平らに見えて若干のアップダウンがあります。

架線柱は開通当時のままなのかな・・・

 

汐見橋方面のホームから。ホーム長は2両分ぐらい。

岸里玉出方面のホームとは構内踏切で結ばれています。

 

構内踏切を渡ったところが何やら工事中です。

 

トイレが閉鎖されたんですね。

ということは2年も閉鎖したまま解体もせずに残っていると。

解体するのも費用が掛かるし、開けておいても掃除やメンテナンス、防犯対策も必要なのでお金が掛かるというところですね。

利用者が少ない無人駅はどこもこうなる運命なのか?お隣の木津川駅もトイレは閉鎖されていました。

 

電車は当線お馴染みの2230系の2両編成でした。

 

無人駅のトイレ問題は全国共通の課題ですね。

どこだったか忘れましたが、無人駅のトイレを閉鎖したい鉄道会社と残してほしい地域住民(自治体だったか)と揉めていましたね。

鉄道会社が公共性のために自社の土地や電気代、メンテ代も含めて負担するのはどうかということもあるでしょうし。

自治体としても地域住民のために残してほしいという思いもわからないでもない。

これは無人駅となった駅舎の問題でもあるわけで・・・

 

駅のトイレって毎日使うわけじゃないけど、たまに必要とすることがあるのでないと困る場合も。

駅に行けばトイレが使えるっていう安心感とかもありますし。