近鉄道明寺線 柏原南口駅から道明寺駅を歩く | みぃちゃんず(鉄道部)

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ちょっと昔~現代の鉄道事情を実車や模型などを交えて。

近鉄道明寺線 柏原南口駅。

道明寺線はJR大和路線の柏原駅~近鉄南大阪線の道明寺駅間を結ぶ2.2kmの路線にある唯一の中間駅です。

階段下の道路は国道25号線です。

(大和川の堤防から撮影)

 

階段下から撮影。バリアフリーは無しですね。

 

階段真ん中の踊り場のところに「土木遺産」の認定証があります。

「近鉄道明寺線鉄道構造物群」で4つの鉄橋が認定されています。

 

全部は見れていませんが、そんなに古いんですね。

1898年の開業時のものが今でも現役ということで。

 

改札はありません、ICカードの簡易改札だけある無人駅になっています。

 

近鉄の駅に来たらどこまで切符が買えるかチェック。今回はどうですかね。

 

当駅から道明寺駅へ出て、南大阪線で橿原神宮前駅経由で大和八木から大阪線で関屋駅まで830円で切符を売っています。

しかし当駅から安堂駅までの距離は約500mで定期券なら徒歩連絡ができます。

つまり、ここから安堂駅まで歩いて関屋駅まで大阪線に乗ったほうが僅か3駅で240円で時間も早いです( ´∀` )

 

昼間10:00~15:00の間は一時間当たり2本です。

 

単線1面の2両分のホームです。2両以上の列車は来ないので充分でしょう。

奥が柏原駅方面です。

 

反対側は駅を出るとすぐに大和川橋梁です。

奥が道明寺駅方面です。

 

道明寺行きの電車が到着しました。

手前の鉄橋が土木遺産の「奈良街道陸橋」です。

橋長1.8mは多分間違い?

2車線の国道が1.8mで跨げることはないと思いますが。

最低でも5.5m以上はあると思われます。

 

国道を越えるとすぐに大和川の堤防で踏切があります。

堤防の上が歩道になっています。自転車の通行がめちゃ多いので注意です。

写真奥が大和川下流です。

 

そして橋長216mの大和川を渡ります。

南海本線が跨ぐ下流ほど川幅は広くありません。

 

そんなに古い鉄橋には見えないのですが・・・

こまめにメンテナンスされているのでしょうね。

 

川の向こう、はるか彼方に白いPLの塔が見えます。

なるほどここからだとPLの花火がよく見えるわけですね。

(最近PL花火はやってないらしいですが)

 

大和川を渡って少し歩いたところ。

小学校の時に習った、大和川の付け替えってあったのを思い出しました。

今から約300年前のことですが、元の大和川は北へ真っ直ぐ流れ大阪中心部向けに流れていましたが、洪水氾濫が多かったので現在の堺市方面のルートに大和川を付け替えられています。

当時としては大きな公共工事だったんですね。

 

ここからルートが変わったんですね。

後ろに見える線路は近鉄道明寺線です。

川の安全について考えよう!

 

道明寺線の線路は大和川の支流の石川の堤防の下を川に沿って走ります。

 

このあたりは片持ちの架線柱なので撮りやすいです。

道明寺駅近くの跨線橋からです。

電車はワンマンの6432系の6426+6526です。

64xx系は細かく分類されててわからん・・・

 

上の写真の場所から少し歩いたら道明寺駅です。

左端が道明寺線のホームです。

 

ということで、柏原南口駅から道明寺駅まで歩いてみました。

道明寺駅はまたの機会に。