全国各地で活躍したオハ35系 ~オハフ33(戦前型) | みぃちゃんず(鉄道部)

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ちょっと昔~現代の鉄道事情を実車や模型などを交えて。

北海道から九州まで日本全国で活躍していたオハ35系です。

オハフ33で言えば戦前の1939年から、戦後の1948年かけて約600両が製造されました。

SLから始まりELならEF64まで、また国鉄DLなら何でも似合うし地域を選ばず汎用性の高い車両です。

 

さて、今回は緩急車のオハフ33のいわゆる戦前型です。

製品はKATOの「#5128-2 オハフ33一般型」です。

 

車掌室側はテールライトが点灯します。

梯子は別パーツで立体的でリアルです。

検査標記も入っています。

 

47-9 後藤工場の検査標記です。

実車どおり妻面扉はありません。

 

反対側はKATOの標準仕様でテールライトは非点灯でモールド表現になっています。

オプションパーツの純正品の室内灯を取り付けているので基盤が貫通路から見えちゃってます。

 

車番はオハフ33 289 リベットも立体的に表現されていて重々しい雰囲気があります。

改番前のスハフ34720からオハフ33になった車両です。

 

所属は「米ヨナ」となっています。

ドアがHゴムに交換された状態を製品化しています。

末期にはこういう実車もあったので違和感はありませんが。

 

積空標記も入っています。

 

もう少し引かないとデッキ部分の特徴が分かりませんかね。

デッキ扉の両側に手すりが無いのがちょっと残念。

台車はTR23を履いています。

 

上から見るとこんな感じです。

車端に向かって裾が絞られてる感じです。

 

屋根全体を俯瞰で・・・

ベンチレーターは屋根と一体成型です。

この後のスハ43系のリニューアルからベンチレーターが別パーツになったんですよね。

 

茶色もいいけど、ブルーもいいですよ。

末期の旧客編成を再現するならば。

右が車掌室側です。

 

室内はアイボリーの成型で、車掌室部分はテールライトのケースも兼ねていてグレーの成型になっています。

テールライトケースの部分は座席もありません。

トイレの部分には室内灯が(まだ電球です)

電球色LEDではなくて電球なんですが、旧客の電球のイメージには合ってるなーと思っています。

当時はまだLEDはテールライトに入れるほど普及はしていませんでした。

 

車掌室側はデッキ扉っぽく再現されています。

トイレ側は室内灯設置の関係でデッキ扉はなしです。

ブラウンに塗ってあげるともっとよくなるかもです。

 

編成中間に入ることも多いオハフ33はテールライトOFFスイッチも装備しています。

トレインマーク変換装置に付属のと同じマイナスドライバーが付属しています。

ちなみに製品状態のカプラーはアーノルドカプラーですがナックルカプラーに交換しています。

 

戦後型との比較まで行こうと思いましたが今回はここまでにします。

定期運行のオハ35系に乗ったことのある人は昭和のおじさんおばさん認定ですね( ´∀` )