63年目のさよなら。妙見の森とケーブルカー(1) | みぃちゃんず(鉄道部)

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ちょっと昔~現代の鉄道事情を実車や模型などを交えて。

2023年12月2日(土)

大阪府最北端の町、豊能町にある妙見口駅にやってきました。

同じ府内に住んでいるとは言え、乗り換えを繰り返しここまで2時間以上の時間が掛かります。

どこか懐かしい佇まいの終着駅です。

しかし妙見の森の営業終了一日前にしては人が少なくないですか?

大混雑で歩けないぐらいを想像していたのですが。

 

妙見の森の営業終了を告知するお知らせがホームに貼られています。

 

豊能町観光案内所の前に案内図がありますので確認してから・・・

もちろん目指すのは妙見の森です。

 

里山の道を歩きながらケーブル乗り場を目指します。

大阪府内とは思えないような長閑な風景です。

 

途中で風景を撮りながら・・・季節はもう冬ですが紅葉を。

ちょっと寒いけどハイキングにはいい気候です。少し汗かきました。

 

道すがら写真を・・・花折街道の碑が折れてる。

左に曲がると吉川八幡神社ですが今回はパスして真っ直ぐ。

 

ご近所の方(と思われる)が出店を出してたり。

近所から来たらしく自転車が置いてあります。

 

国道477号線沿いを歩くと兵庫県に入ります。このあたり大阪府と兵庫県の県境が入り組んでいます。

兵庫県の川西市になります。看板はありませんが。

 

の看板の裏側には大阪府の看板が。ここから妙見口側が豊能町です。

県境の看板の位置がピッタリでないのは県境が斜めに走っている??

建てる場所が無かっただけかも。

 

この交差点を曲がると妙見の森ケーブルがあります。

477号線を真っ直ぐ行くと京都府の亀岡までそんなに遠くはありません。

左に曲がると兵庫県立の一庫(ひとくら)公園があります。

一庫ダムがあったりします。いい所なので是非。

 

妙見ケーブル駅の案内も消されてしまうのでしょう。

ケーブルの駅から妙見口までは阪急バスが休日のみ運行しています。

このバスの運行も12月3日でおしまいです。

 

国道を曲がると、ケーブルの駅が見えてきます。

そこそこ人がいるのはお名残乗車の人達なのか?普段からこのぐらいの人がいるのか?普通にちゃんとハイキングの恰好している人も多数います。

 

そして妙見の森ケーブルの黒川駅に着きます。

多分ケーブルが無くなったら、この道を歩く人も少なくなるだろうな。

駅から妙見山上まで歩く人はいるかも知れないですが。

丁度上下のケーブルが中間点ですれ違うところでした。

この風景がケーブルカーの醍醐味ですね。

 

駅全体を撮っておきましょう。時間は午後1時頃。

近年修繕しているのか、駅舎はさほど古い感じはありません。

多くの人でごった返してるかと思いきや、さほどでもなく。

1回のケーブルで乗り切れるぐらいの待ち人数ではあります。

車で来た人の駐車場もありますが、そちらも空きがあったようで。

 

構内はこんな感じです、右側の券売機で列を作る人数名。

そして乗車待ちの人、数十名といったところです。

写真撮るのに自由に動き回れるような雰囲気ではありません。

自由に撮りたきゃもっと早く来なければというところです。

 

そしてようやくケーブルカーのお顔を拝めました。

乗り口に向かいながらカメラを向けます。立ち止まってはなかなか・・・

さよならヘッドマークは能勢電に付いてるのと同じものです。

乗車するケーブルカーは「ほほえみ」号です。

 

ケーブルの箱一杯ぐらいの乗客はいるわけで。

流れ作業のようにケーブルカーに押し込まれます。

ゆっくりケーブルカーを撮影している余裕もなく・・・

流れに乗って、結果的に先頭デッキ部分の丁度よいポジションに位置取りできました。

そして、いよいよケーブルカーが出発します。

 

続きます。