レ12000は1954年に登場した時速75km/h対応の冷蔵車で増えつつある生鮮食品輸送に対応しました。
1979年まで活躍したので、SLからEL、DLまで国鉄形の貨物牽引機関車の大抵の形式とはマッチしそうです。
NゲージではKATOの初期のころから発売されている息の長いモデルですが、我が家には比較的最近(と言っても10年以上前かな)に導入されています。
ケースのデザインが銀/青のタイプで、品番は当初の#806から#8006に代わっています。
屋根が黒のタイプですが、一時期屋根も白の真っ白も発売されていました。
形式や標記類も綺麗に印刷されています。発売当時から変わってないのかな。
車番は「レテ12012」です。天井に氷槽があるので「テ」が付きます。
天井からの氷の冷気で冷やしていたんですね。
今のように冷蔵用の発電エンジンなんて無い時代です。
床下には簡易なレールクリーニング装置を付けました。
(ちょっと汚れていますが、レールを掃除したので)
ホビーセンターカトーのレールクリーニングパッドです。(3個入り715円)
車輪に嵌めるだけでOKなお手軽なものです。
クリーニング液を付けて2~3周回せば結構綺麗になります。
分解してみました。屋根と床板で車体を挟むような構造になっています。
床板は向きがあり、▲で方向が付いています。
車輪が当たる部分の床板はくり抜かれていて、車高が低くなるようになっています。
床下はブレーキのシリンダーが控え目に表現されています。
横から見たら殆ど目立たないんですが。
カプラーはKATOカプラーに交換しています。
クリーニングパッドのアップです。
手が入らないところも掃除がし易いのがいいですね。
値段はもうちょっと安いといいなー。
台車付きの車両だとカーブでレールからはみ出てしまうので、2軸貨車の床下に付けるのがよろしいようです。
冷蔵車は現在は無くなったカテゴリですが、冷蔵コンテナに形を変えて生鮮食品類の輸送に当たっていますね。
自分でも実車は1~2回見た程度で写真も残っていませんがこうして模型で楽しんでいます。
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