<角野栄子>ファンタジーが生まれるとき 「魔女の宅急便」とわたし | 小さな好奇心

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最近大人買いした「魔女の宅急便」の文庫全6巻。

ご存知、ジブリ映画の原作です。

まだ未読ですが、先にこちらのエッセイを読んでみました。


「魔女の宅急便」が生まれたきっかけは、当時中学生だった娘さんが描いた魔女だそうです。

その時のイラストが載っていましたが、すごく可愛くてしかも上手い。


ファンでなくても、キキが箒にまたがってラジオを聞いているシーンは見たことがあると思います。

こちらのイラストがなければ、「魔女の宅急便」は生まれてなかったかもしれないのですね…

魔女といえば"意地悪なおばあさん"のイメージがしかなかったので、"可愛い女の子"の魔女もいるんだと子ども心に嬉しかったのを思い出しました。

娘さん、ありがとうございます。


小学生時代がきっかけで登場人物の名前を大切にされていることを知り、より"キキ"という名前が大好きになりました。

可愛い名前ですよね。

著者の子供時代や5歳での母との別れ、結婚後に2年間ブラジルへ移住(!)したことや作品を書くきっかけなどなど。

全ての経験が今につながっていて作品作りに生かされていていて、自分へのエールのようにも感じました。


さぁ、予習はバッチリ。

「魔女の宅急便」を読み始めます。