浄住寺と逆方向にあり、こちらも京都市の文化財環境保全地区に指定されています。
皆さんご存知、とんちで有名な一休さんが生まれ育った場所です。
一休さんというのは一休宗純の愛称で、一休は同号、宗純は法号。
地蔵院は別名「竹の寺」と呼ばれているほど、竹林が素晴らしかったです。
また、それだけでなく足元に広がる苔も有名で、特に入口から本堂へ行く参道は本当にきれい。
暑さでも有名な京都ですが、竹や木々が太陽を遮ってくれるので涼しくて過ごしやすかったです。
本堂の右側には方丈があり、こちらは時間帯によっては撮影ができないのでご注意ください。
方丈は京都市登録有形文化財で、十六羅漢の庭は京都市登録名勝です。
他に誰もいなかったため、貸切状態という贅沢な時間を過ごさせてもらいました。
お庭は平庭式枯山水庭園で、石の1つ1つが羅漢を意味し、十六羅漢の修行の姿を表しています。
「昼寝禁止」と書かれている紙が貼られていて、寝る人いるのかな?と思っていましたが、確かに座ってぼーっと眺めていたら眠くなりました…
一休さんが修行している姿を想像していたら、あの有名なセリフ「慌てなーい慌てなーい、一休み一休み」が頭に浮かんできました。