陸奥‣出羽旅行③~青森ねぶた | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

青森のホテルでテレビを見ていたら、8月初めに行われたねぶた祭りの録画映像を地元のケーブルテレビが放送していた。ねぶたは企業や団体単位で出陣するが、前座として幼稚園や小学校も出演している。小さな子がぴょんぴょん跳ねているのを見るのは微笑ましい。

 

ねぶた祭りには前に一度来たことがある。それも見るだけじゃなく踊りにも参加したいと嫁さんが言うので どこなら参加できるか探したところJR東日本のツアーならできるのを見つけたそこでは衣装一式(浴衣からたすき,花笠など)を用意してくれ、JR東日本のねぶたに入れてもらえるのを知った。ただ東京発着のツアーであるため、いったん神戸から東京に出て そこから改めてツアーに乗っかるという無駄含みの旅行であった。

 

テレビで子どもねぶたや大型ねぶたを何十台と見たが、ハネトは皆 浴衣を着ているものの花笠まで被っているのは少数であった。そして画面に映るねぶたを改めてじっくり見るとねぶたは複雑な作りで 手の込んでいるのがよくわかる。1台制作するのに2000万円もかかるらしいが、祭りが終わると 全部潰してしまうというその潔(イサギヨ)さと儚(ハカナ)さがいい。

 

そして ふと思ったのは、パリ・オリンピックの開会式で各国選手団が船でセーヌ川を航行したが、もし青森で五輪が開かれるなら ねぶたを先頭に各国選手がハネトになってパレードしたらさぞ楽しいものになるのでは… と

 

ねぶた祭りに参加したのは18年も前の話である