貧者の税金「宝くじ」 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

アパート階下のモールの一角に宝くじ売り場がある。昨日(7/29) そこを通りかかったら 20人くらいが列をなして購入の順番待ちをしていた。何か特別なくじでも売り出されたのかと思い ネットで調べると、そうではなく 昨日が特別な日だったことが分かった。

 

宝くじを買うのにいい日というのがあり、大安とか一粒万倍日とか巳の日など 5つの吉日が挙げられている。昨日はそのうちの3つが重なる最強の開運日だったようだ。惑星が直列するみたいなカンジか? その金運を求め、大勢が列をなしていたという次第であった (←アホらし)

 

私は宝くじなんか買わない。神頼みの開運なんか求めない。そもそも宝くじは返還率(何割が戻ってくるか)が46%で、買った瞬間に半分以上を持っていかれる。そんな割りの悪いのをなぜ喜んで買うのか理解に苦しむ。「宝くじで夢を買う」とか言う人がいるが、何の自助努力もせずツキのみに頼るのは、いつか素敵な王子様が現れると夢見る少女と同じレベルだ。

 

競馬や競輪といった公営競技は75%前後の還元があるし、スポーツ性もあって 勝ちを予想するのに研究の余地があるのがいい。宝くじみたいに見えないものを信じる気になれない。