’24/05/30
ルーマニア旅行も今日で最後。今夜は機中の人になるので 朝風呂で体をキレイにしておく。市内でまだ行っていない所をカバーしておこうと国立美術館へ行くことにした。美術館の近くにはアテネ音楽堂や旧共産党本部もあるので、それらを一挙に制覇する。
美術館はルーマニアの宝物を展示するルーマニア館と、ヨーロッパ美術を展示するヨーロッパ館とに分かれているが、そのうちのヨーロッパ館だけを鑑賞した。レンブラントやエル グレコ、ルーベンスといった古い時代の絵画が中心で、印象派の絵はほとんどない。期待はずれだった。ただ元宮殿だった建物を美術館として使用しているので、館自体が美術品であった。
この美術館でもそうだが、他の博物館でも監視の係員はいっぱい立っているが、大体がスマホ画面を見ていて 真面目に仕事をしていない。日本でも美術館へ行く機会は多いが、日本ならどこでもきちんと仕事しているものだ。軍事博物館なんか入館料30レイに対し 50レイ札を出したら お釣りがないと受け付けてくれず、やる気が感じられない。
美術館近くのアテネ音楽堂や旧共産党本部は入場できず、外観を見ただけで終わった。
『歩き方』に載っていた観光スポットはほぼ回ったのでもう用はないと ホテルへ荷物を引き取りに戻る。ツアーならブカレスト観光はせいぜい 2日のところを、今回は足掛け7日間も滞在したからもう十分だ。
国立美術館の外観㊧と内観㊨ どこも人は少ない
美術館向かいの宮殿。左奥がアテネ音楽堂 美術館隣がルーマニア正教教会