’24/05/29
2日前のバレエ,ガラ公演は開園前から華やいだ雰囲気があったが、本日の公演『ライモンダ』は開演45分前に着いたが、劇場前では子どもがマウンテンバイクで走り回り、観客のカゲがない。本当に今日,公演があるのかと疑った。
それで嫁さんが劇場内へ確認に行くと、確かに本日が公演日で さらに嫁さんを日本人だと認識した係員が、本日のプリンシパル(ダンサーの頂点で、AKBでセンターを張るようなもの)は 日本のオクノ・リンだと教えてくれたという。
公演が始まる直前になると 座席がどんどん埋まってきて、満席ではないながらも 観客でいっぱいになった(八分くらいの入り)。演技は本格的なもので これまでに観てきた中でも一番良かったのでは。。。 ロシアやウクライナに近接している国の国立バレエ団だけに、レベルは高い。 日本人がプリンシパルをやってるかと思うと思い入れもある。
一昨日はバルコニー席で 1人100レイだったのが、今日は2階・中央後方の席だった。それでも売れ残りチケットの中では場所が良い方。舞台全体とオーケストラピットを一望でき、観るのに何の支障もない。その席がわずか25レイ(900円くらい)だったのは信じがたい。文化芸術を大事にし、大衆に門戸を開いている東欧の心意気が感じられる。
公演は3時間近くに及んだので、夕食を取り損ねてしまった。
スタヴロポレオス修道院㊧ と クレツレスク教会㊨ の内部 (← バレエ公演は撮影できず)