ルーマニアのロマン⑨~無賃乗車 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

’24/05/28

ブラショフ駅から旧市街へ来る時は、駅前のバス乗車券売り場でチケットを購入したので何の問題もなかった。それが翌日朝に駅まで戻る際、バス停に切符売り場などない。どうしたらいいのか分からないので、バス待ちの若者に聞くと車内で買えるという。

 

それでバスに乗車してドライバーに乗車券を求めると運転中は販売できないと‥   仕方なくバス賃を握りしめ、駅に向かっていた。

やがて乗車券の確認係が回ってきて チケットの提示を求めるが、当然そんなものは持っていない。バス料金の金を渡そうとすると、「無賃乗車したな~」と偉そうに叫ぶ。「罰金を払うか? それとも警察へ行くか?」と小さな権力を振りかざすが、当方も悪意はなかったし ずっと支払う準備もしていたものだ。

 

しばらく言い合いになったが、最後は 改めてバス内の券売機でチケットを買うことでケリがつきクレジットカードで購入した。券売機の操作など聞かないと全く分からないし、様子を探ろうにも大抵の乗客はバスカードを持っていて券売機にかざしていくだけである。

 

そして駅に着いてがブカレスト行きの列車はなく、1時間半以上も殺風景な構内で過ごすことになった。そもそもルーマニアでは どこも表示が少な過ぎるし、たとえあったとしても英語表記のないところが多い。また 乗車券トラブルの際はスマホを使えないのが致命的であった(調べられない、通訳できない)。

 

  

駅舎内に描かれた風景とルーマニア正教の教会 (いずれもブラショフ)