’24/05/26
国立歴史博物館はホテルから徒歩5分のところに立地する。展示のメインはトラヤヌス記念柱に彫られたダキア(現在のルーマニア)征服の絵物語を100以上に分割展示して説明しているもの。
ローマの記念柱をなぜこんなとこで解説しているのか不思議に思うが、解説を読むと攻撃されたダキアが善戦した(最後にはやられたが‥)ことから、ダキアの誇りとして展示されているものと推察される。
そもそもルーマニア(Romania)という国名は ローマ人(Roman)の住むという意味で、それが語源になっている。
記念柱に攻防の様子が彫刻され 歴史書となって後世に伝えられているのはすごい。記念柱を分割復元した100何枚もの絵物語は見応えがある。
別室の宝物庫は ゴールドの歴史でもあった。中世から現代までのゴールド製品が何百と並べられゴールド・ファンとしては垂涎のコレクションで 眩いばかりである。近年の有名どころとしては、エリザベス女王戴冠式に使われた王冠や、ノーベル賞メダルなどで欲しいモノばかり。どれでもええから1個だけでもくれないか?
的を絞った展示は個人的興味に合うもので、すごく良かった。こんな展示は全然期待していなかっただけに‥
トラヤヌス記念柱を分割展示 ノーベル賞メダルはgold製
(参考) ローマに建つトラヤヌス記念柱