村の春祭り | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

嫁さん家へ帰ったら、今日は春祭りとかで 朝から太鼓の音が聞こえてくる。音は次第に大きくなり、だんじりが近づいてくるのがわかる。

 

村の祭りは一時廃れていたが、近年は村おこしの一環か また盛んになっている。ただ少子化や過疎化で、だんじりにまといつく人は少ない。だんじりを担ぐ青年と、中で太鼓を叩く子ども、それからだんじりの進行を裁く人など全部で2-30人くらい。

 

だんじりは村の何箇所かで留まり 歌を披露するが、それを見物しているのは 叩き手の子の身内か祭好きの人くらい。車で買い物に出た際、それを横目に通り過ぎた。

 

村の祭りも時代とともに変化している

①   子どもの参加は 昔は太鼓を叩く子だけだったのが、今はだんじり歌を歌う役割の子もいる。これは少しでも子らの参加を増やし、後継者を育てることで祭りを絶やさないように考えているのかも …

②   それらの子は大人と同じハッピを羽織り、皆で一体感を出している

③   だんじりを運ぶ速度に強弱をつけ、

④   それに合わせて太鼓の叩き方にも変化をつけるなど…

 

夕方に散歩していたら、別のだんじりに出くわした。嫁さんを知る担ぎ手の若い衆が、大きな声で嫁さんに声がけしてきたので、嫁さんも手を振って応えていた。それを見て少しだけ祭りに参加した気になった。