一時 親ガチャという言葉が流行った。同じ生まれてくるにしても、賢くて金持ちの親の下で生まれてきたら 幸せが約束されていたのに、こんなビンボーな家に生まれて、わたしゃ不運だ・・ という嘆き節である。これは国においても言える。
フィリピンで不思議に思うのは、裸足で走り回る子らの脇を日本の高級車がばんばん走っていることだ。そのくせ社会資本は貧弱で 町はゴミだらけだし、歩道は高低差があり過ぎて高齢者や障害者は絶対に歩けない。信号機のない交差点も多く そんな時は車が途切れるのを待って、そのスキに脱兎のごとく駆け抜けなければならない。
信号機のある交差点では、信号が赤に変わるまでのカウントダウンが表示されるが、それが 「あと10秒」から始まるところがあった。ムチャクチャやないか。カウントダウン表示が壊れている場合は どうか轢かれませんようにと祈りながら渡る。
これだけ緊張感あれば、ボケることは無さそうで、ある意味 高齢者に優しい都市と言えるかも(←んなワケないだろ! )
近くにロビンソンデパートがあるので行ってみた。嫁さんがキーホルダーが欲しいと言うので、店先でキーホルダーとかキーケースとカタカナ英語で言ってみるが 全然通じない。紙に書いて初めて解ってもらえたが、どこが英語を話す国やねん?と思った。
デパートに併設のスーパーで ビールとつまみを買ってレジに並んだが、その処理の遅いこと。皆が大量の商品を買っているので、その分 遅くなるのはやむを得ないが、料金タグが不鮮明とか付いていないことでレジが中断する。あとレジの女性が一人で袋詰めもするので、彼女の負担がきつ過ぎる。これじゃパート仕事もやっとれんなぁの印象。日本のスーパーのスムーズさに改めて感心する。 … 以上、はちゃめちゃマニラからのレポートでした
この国の明日は君たちに掛かってる フィリピンから見た日本のイメージ(日本庭園で)