最近はテレビでプロ野球の試合を観ることはほとんどない。放送自体が少ないし、プロ野球はテンポが悪いので 観ていてもジリジリする。もっと ちゃっちゃと投げんかい,と思いながら観るのは心の安寧に良くない。その点サッカーだと気を抜く暇がない。
それが今日(9/30)はエンジェルスの大谷選手が15勝目をかけて投げるというので、試合開始時からテレビをつけていた。回が進んでも ずっとノーヒットが続く緊迫したゲームで、途中で止めるワケにいかなくなった。8回2アウトで初めてヒットを打たれたが、初安打された時は 私だけでなく 球場全体に あ~あ のため息が溢れた。結局 ゲームセットまで試合を観たが、これほど長い時間 野球を見たのはいつ以来か。
彼の活躍が日本人みんなに励ましと誇りを与えているのは確かだろう。去年 東北を旅行した際、列車で花巻を通りがかったが、大谷選手が育ったのはこんなトコか と思いながら窓外の景色を眺めたものだ。テレビを見ていると 現地アメリカの人からも多くの応援を得ているのがわかる。中継画面に『 ’22のMVPはジャッジだが、今世紀のMVPは大谷だ』という応援ボードを掲げた観客が映し出されていた。