物価の高騰が激しいというのはマスコミ情報として知っていたが、ふだん チェックをしながら買い物しているワケでないので実感はなかった。それが最近、パックコーヒーを購入した際、前より高くなっているのを知り、また高速バスやエアの料金が値上がりしているのにも気づいた。
生活費の原資を年金と預貯金に頼る身にとって、そちらがちっとも増えないのに 消費財だけが上がるというのはコタえる。
定年を機に もうリスクのある投資はしないと決め、この間 財産の多くを預貯金に寝かせていた。デフレが続いているうちはそれでよかったが、インフレに反転したとなると 目減りを防ぐため何らかの防衛策を講じなければならない。
インフレに対抗し得るのは不動産や株や金、外貨や宝石などが考えられるが、扱い慣れていない不動産や宝石は除外、金や外貨はここんところ売ってばかりで、高値の今 買い戻すのは気分的に抵抗がある。残るは株だが これも近年 全くやっていないから銘柄選びの感覚が錆び付いている。そのため 結局は日経225の投資信託 (代表銘柄の平均値を買うカタチになる)を買うくらいでお茶を濁すことになろうか。