前立腺がんが見つかったことに、手術なんかイヤだ、放射線治療もお断りだ と拒絶したことから、経過を観察することになった。それなら 3ヶ月ごとに通院しなさいとなり、今日は久しぶりに市民病院に出向いた。尿と血液の検査のほか尿流量測定も行ったが、結果は特に病状の進展なしでひと安心。
結果を聞くために診察室の前で控えていたら、中から声が聞こえてくる。担当医が前の受診者に講評していたが、「見つかったガンは初期のもので重大なものではない。治療についてはあんなのやこんなの・・・ それとは別に 様子をみるという方法もある。ただ放置してたら他所に広がる恐れもあるよ、さてどうする? 」と迫っている。
何んや私に言ったのと同じことを言うとるやないか。ただ「睾丸を取ってしまったらええんやけど・・」なども聞こえたから、私の前立腺とは少し異なるような・・・
途中で80歳とかいう年齢が聞こえたが、それを聞いて そんだけ生きたのだから もう放っておいてもええんちゃうの? が外野席の私の感想であった。
診察を終えて出てきたのを見ると夫婦連れであった。そんな歳になっても嫁はんに付いて来てもらわな よう来んのか? が付け足しの感想である。