前立腺がんの経過観察 | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
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  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

前立腺がんが見つかったことに、手術なんかイヤだ、放射線治療もお断りだ と拒絶したことから、経過を観察することになった。それなら 3ヶ月ごとに通院しなさいとなり、今日は久しぶりに市民病院に出向いた。尿と血液の検査のほか尿流量測定も行ったが、結果は特に病状の進展なしでひと安心。

 

結果を聞くために診察室の前で控えていたら、中から声が聞こえてくる。担当医が前の受診者に講評していたが「見つかったガンは初期のもので重大なものではない。治療についてはあんなのやこんなの・・・  それとは別に 様子をみるという方法もある。ただ放置してたら他所に広がる恐れもあるよ、さてどうする? 」と迫っている。

何んや私に言ったのと同じことを言うとるやないか。ただ「睾丸を取ってしまったらええやけど・・」なども聞こえたから、私の前立腺とは少し異なるような・・・

 

途中で80歳とかいう年齢が聞こえたが、それを聞いて そんだけ生きたのだから もう放っておいてもええちゃうの? が外野席の私の感想であった。

診察を終えて出てきたのを見ると夫婦連れであった。そんな歳になっても嫁はんに付いて来てもらわな よう来んのか? が付け足しの感想である。

 

 『夏』千種掃雲(明治末に描かれたもの)