拓郎『夏休み』 | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

四季のうちでも夏がいちばん好きな季節である。吉田拓郎が歌う『夏休み』は もう50年も前の曲。絵日記、花火、スイカ、セミの声‥ と彼の描く世界は 私が育ってきた時代とオーバーラップするから、私自身の回顧でもある。

 

夏休みの記憶は人それぞれだろうが、私の場合は教会学校に通うとか、川へ泳ぎに行ったり、畑の草刈りをさせられたりしたことがすぐ思い出される。そんなノスタルジックな記憶も どこか切なさを伴う。

 

盆も過ぎ トンボが飛び始めると、夏も終わりを迎え もの悲しい気分になったものだ。若い時分ならまた来年,と気もちを切り替えられたものだが、昨今は 「いつまでもくると思うな 次の夏」という歳になってきた。