国内を旅行するのに そろそろ go to が復活するのではと期待しつつホテルを予約している昨今だが、一向に復活してこない。そのため今回の福岡旅行でも 宿泊予約になんの恩典もなかった。
そんななか 空港から地下鉄一本で来れるのと 太宰府への行き来が便利なことから、中洲のエクセル東急ホテルを選んだ。造りは古いながらも ホテルとしての基本はきちんとしていた。
初日の夜は デパ地下でうなぎ弁当を調達して部屋で食べたが、ロビーに電子レンジが置かれていないのが シティホテルのツラいところだ。それでも朝食はよかったし、次の機会があれば また利用してもいいかナが エクセル東急の感想。
ホテルから天神まで歩いていると、途中に変なビルがあった。階段状になったビルの各フロア屋上(ベランダ)に、木々がびっしりと植わっているではないか (200種, 2万本という)。その繁茂ぶりに、嫁さんは最初 山の斜面と見まがえたそうだ。
よくある屋上緑化の一つなんだろうが、面白いのはそこに道が通っていて ちょっとした山登りができるようになっていたことだ。14階あるビルの高さは60m、今日こそ 日頃の階段トレーニングの成果を示そうと登り始めた。
ビルができて4半世紀が経つことから 木々は成長し、小さな虫もいっぱい飛び交っている。枝に木の名前が表示されているのも親切だ。半時間かけてなんちゃって登山を終えたが、都心にいながら自然を体験できるこんなビルが、公園の少ない神戸にもあったらいいのにと思った。
小山みたいな緑化ビルと ジャングルの中を上っていく道