北斎を観に行こう③~盛況の北斎展 | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

ネットで国立博物館の北斎展を調べると、土・日は混むが 朝方はまだマシという情報を得たので、朝食を済ませ9時頃にホテルを出た。博物館のある太宰府までは西鉄で30分くらい。博物館は太宰府天満宮に隣接しているが、太宰府駅を降りた大勢の乗客は ほとんどが天満宮に向かう客だと思っていた。

それが博物館に入ると、こちらにも大勢が入館し 展示室にひしめいている。・・ こ、これは ! 

展示作品が多いとはいえ、壁沿いに並ぶ小作品を 何百人もがぞろぞろ移動しながら鑑賞していくスタイルは ゆっくり堪能できるものではなかった。

 

その昔  ルーブルへモナリザを見にいったときは 部屋中が人で埋まり、その頭越しにちらっとモナリザ様が見えただけで終わった。今回はそこまでいかないが、人混みでかなり見づらかったのは同じ。北斎展が始まってすでに1か月経つし、また九州ローカルだからと多少見くびっていたこともあるが、ここまで人気があるとは・・

それでも何百枚かの展示をひととおり観ることができ、別に常設展示も見学したので 博物館を十分に楽しむことができた。しかし つごう4時間も滞在することになって すっかり疲れてしまった。

 

  

九州国立博物館の外観     北斎展入口         会場内の様子