ネットで国立博物館の北斎展を調べると、土・日は混むが 朝方はまだマシという情報を得たので、朝食を済ませ9時頃にホテルを出た。博物館のある太宰府までは西鉄で30分くらい。博物館は太宰府天満宮に隣接しているが、太宰府駅を降りた大勢の乗客は ほとんどが天満宮に向かう客だと思っていた。
それが博物館に入ると、こちらにも大勢が入館し 展示室にひしめいている。・・ こ、これは !
展示作品が多いとはいえ、壁沿いに並ぶ小作品を 何百人もがぞろぞろ移動しながら鑑賞していくスタイルは ゆっくり堪能できるものではなかった。
その昔 ルーブルへモナリザを見にいったときは 部屋中が人で埋まり、その頭越しにちらっとモナリザ様が見えただけで終わった。今回はそこまでいかないが、人混みでかなり見づらかったのは同じ。北斎展が始まってすでに1か月経つし、また九州ローカルだからと多少見くびっていたこともあるが、ここまで人気があるとは・・
それでも何百枚かの展示をひととおり観ることができ、別に常設展示も見学したので 博物館を十分に楽しむことができた。しかし つごう4時間も滞在することになって すっかり疲れてしまった。
九州国立博物館の外観 北斎展入口 会場内の様子