ツバメは益鳥らしいが | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

嫁さんのウチは田舎家だから 母屋の手前に通り門がある。奥行きがある門なので ふだんは車を停めているが、その天井に毎年この時期 ツバメが巣を作る。ツバメが巣を作る家は栄えるとか清潔などと吉兆のように言われるが、現実は糞を落とすので 車が糞だらけになる。

通路を汚すだけならまだしも、車に落ちた糞は固まって なかなか洗浄できない。そのため巣を作らせないよう対策することになる。

 

まずは営巣の足場になる釘とか出っ張りは全て取り除き、次に照明器具と天井の隙間にダンボールを詰めて巣を作れないようにした。これで今夏は凌げると安心してウチに戻ったら、なんとツバメが開け放った玄関から家に入り、玄関先の吹き抜けを飛び回っているではないか。ツバメも出口が分からないのかうろうろしている。

 

2階の窓から放そうと 2階の部屋まで行くと、ツバメは蛍光灯の傘に止まっていた。窓を開けて追い出そうと 窓やカーテンを触っているうちに姿が見えなくなった。しかし黙って出て行ったワケでなく、部屋の布団や畳の上に糞が落とされているではないか。アチャーというカンジだ。

『発つ鳥 あとを濁す(?)』とはこのことか。わが家からしたら ツバメは益鳥などとはとてもいえない。

 

           サンクトペテルブルクの公園