最近、自宅近くに初代県庁館というのがオープンした。これは150年前に兵庫県が成立した時の県庁舎を復元したもので、県立ミュージアムを冠している。建ったばかりの館は白木, 白壁が眩しく立派だが、リアル感がない。それは建物があるだけで 内部の造作がないためか?
備え付けの資料もなく、館内各所に設置されたQRコードにスマホをかざして解説を読み取るようにされている。しかしスマホを持たずに行ったので何も分からなかった。
MR (ホログラムの3D映像)でバーチャルリアリティを体験できるようになっていたので、ゴーグルを被り 廃藩置県をめぐるドラマを見たが、内容は面白くなかった。県庁館に飾り気はなく、食い気 (飲食)もない。当然に(女性が当時の服装でを案内するなどの)色気もなく、いうならば テーマパークと思って行ってみたら、住宅のモデルハウスだったというハナシだ。
隣接のイオンモールを覗いて帰ってきたが、モール内の各テナントは あの手この手で客の関心を引いている。いっそのこと県庁館をイオンの空きテナント (スペース)にでも作ってたら、もっと工夫が働いたのでないか?