じわり円安に | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

じわりと円安に向かっている。年初に1ドル103円だったのが、本日は113.5円になっている。10円の円安というのは大きく、仮に1万ドル保有していたら 邦貨で103万円が113.5万円になる計算である。この間の利回り約10%は、現下の定期預金金利 0.002%に比べると天文学的な高率といえる。

 

20年も前はドル (預金) 取引を頻繁にした。当時は120円を分岐ラインと見て、そのラインを割ると買い、ラインを越えてくると売却するというのを繰り返した。しかし趨勢的に円高基調だったので、買い増すほどに損をした。当時のドル預金は塩漬けのまま現在に至っている。銀行はそれを見極めていたのか盛んに外貨預金を勧めたものだ (手数料も大きい)。

 

円安の影響を受けるのはドル預金だけでなく、手持ちの外国紙幣も同じである。海外旅行で余った外貨を再び円に戻すことなく ずっとそのまま手元に置いてきた。ドルとユーロ, 元が多く、かき集めたら 今すぐにでも国外に出かけられるほどに有している。

東南アジアを中心に各国通貨も10種類くらい残っている。いつかまた行くこともあるだろうと残してきたものだが、コロナで海外旅行の先行きは怪しいし、自身の年齢的なこともある。またデジタル通貨に変わる流れもある。この際、これも整理していかなくてはならない。