岐阜・養老の滝へ②~大垣めざして | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

7月20日(火) 酷暑

梅雨が明け、朝から夏の日差しが照りつけている。今年いちばんの暑さになろうかという日の養老行きである。「暑さが厳しいので 十分に水分をお取りください」とは、あまり耳にしないJRの車内アナウンスであった。私は1年前に大垣を訪ねているので、沿線の景色もあまり関心ないが、嫁さんは米原から先は初めて(の路線) なので、色々と興味を示す。

 

関ヶ原は山に挟まれた谷間にあり、今は過疎といえる地である (15万人の兵士が集った関ヶ原の戦いが当地のいちばん賑わった時だったと 地元民が今に語り継ぐ、とは 旅館の主人から聞いたジョークである)。関ヶ原駅では合戦に集まった武将の一覧を掲げたり、のぼりで陣跡を示したりして 観光客を惹きつけている。

伊吹山の隅っこには 削り取られ荒れ果てた山肌(金生山)が見えるが、何であんなになってしまったのかと これにも関心を示す( ➝ 大理石や石灰石を取り尽くした跡地 )。

 

大垣駅で途中下車し、市内観光をすることに。。。 芭蕉の句碑を辿り むすびの地の記念館まで歩いたが、大垣城や郷土館、大垣本陣跡など 主要な観光先が定休日で みな閉まっており、疲労感だけが残る大垣観光になってしまった。

その後 私鉄で養老まで移動。養老駅前にはタクシーの待ち合わせがなく、旅館までの長い道のりをとぼとぼ歩いた。

 

   

 車窓から見た金生山の荒れた山肌   奥の細道むすびの地に立つ芭蕉像   大垣市内あちこちにある湧水