前立腺の検査 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

長らく病気とは無縁の生活を送ってきたが、近年は医者の世話になることが多くなった。眼と歯の不具合と高血圧に加え、最近は尿の出が悪くなっていた。尿が細くなり 、トイレの回数も多くなる症状である。

 

血管でも尿管でも長年使っていたら やがて目詰まりし、流れが悪くなるのは自然の理だが、その変化はゆっくりなので 医者にかかるきっかけがなかなか見出せなかった。

それが皮膚科にかかった際、その個人医院は泌尿器科も併設していたので、ついでに尿の詰まりを訊いてみた。すると前立腺を診ようとなったが、診察は尻の穴から指を突っ込んで様子を探るという。 ヒエーッとおののき、思わず受診を拒否してしまった。

 

あれから半年、相変わらず調子が芳しくないので、おずおずとクリニックを再訪した。医者はやっと観念して来たか, という顔をして 私をベッドに誘導した。結果は前立腺が大きくなり過ぎているという。  排尿を促す薬を処方され、検査用採血もされ、1週間後の再診を促された。

 

血液検査の結果は、癌や前立腺肥大に反応するPSA値は基準を超えているものの、まあ心配ないのでは‥ の見立て。しかし変化を見るため 何ヶ月後かにまた検査しましょうとなった。

灰色の診断だったが、こうして病気持ちの勲章がまた一つ増えた。歳は取りたくねえ。