希少外国語への対応 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

嫁さん宅からの帰路、高速バスに乗ると東南アジア系の若者が何人か乗ってきた。いわゆる技能実習生みたいで、最近は都会や田舎を問わずあちこちで彼らを目にする。

 

出発地の区間内では降りることができず、目的地のゾーンに至って 初めて降車できるのは 多くの高速バスで採られている手法だが、彼らは普通のローカルバスとの違いがわからないようで、乗車後まもなくして降りようとしたが、運転手はそれを阻んだ。規則とはいえ 事情が分からずに乗ったのだから、何とかしてあげたらいいのに・・・ と思いながら様子を見ていた。

 

そのまま40分近く走り続け、彼らは最初の降車停留所で降りた。私もそのバス停だったので 彼らを案内してあげようと待っていたら、別の同国人らしきが 戻り方向のバス停まで誘導していってたから、とりあえずは安心した。ただ 安くはない乗越し料金を払わされたかと思うと気の毒であった。

 

私も外国で公共交通をよく使うから、この手の失敗はたくさんある。ソウル郊外の水原城に行った際、帰りの地下鉄駅までのバスを間違えて 高速バスに乗ってしまったし、モロッコでは特急が目的駅に止まらず、そのまま次の駅まで 2時間() も乗り越した。在来線のナポリ駅を目ざしたのが 着いたのが郊外にある別路線の新ナポリ駅だったため、軌道修正するのに四苦八苦したこともある。

 

今日の彼らはベトナム人かカンボジア人あたりと想像するが、改めてその目で見ると、街中にそんな言語はどこにもない。中国語とハングルはやたら溢れているが、あんなのはもう要らんだろう。それより100ヶ国語対応のポケトークを案内所に備えた方がいい。または運転手がスマホのGoogleの翻訳アプリを使いこなせば、一発で問題が解決するだろう。

田んぼにも技能実習生