不要不急の旅・長崎⑥~小浜温泉のこんな旅館に泊まった | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
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  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

島原半島を巡るのに どこに泊まるかアテはなかった。それで楽天トラベルのHPで探し、小浜温泉の旅館「富士屋」を選んだ。そこは朝夕2食付きで、夕食選びの手間が省けると思ったからだ。 

関西からすると 別府や指宿の温泉は有名だが、小浜温泉というのはこれまで聞いたことがなかった。

それで特に期待はしてなかったが 実際に訪ねてみると、そこは街のあちこちで湯けむりが立つ情緒ある温泉街だった(ミニ別府)。夕方に入って 朝に発ったから 少ししか街歩きが出来なかったが、100mもある長い足湯を中心に 街は綺麗に整備されていた。

 

富士屋の玄関に 「〇〇御一行様」の歓迎看板が掲げられていたが、私らを含めて 3組しか泊まり客がなく、ここもコロナに苦しめられているみたいだった。ところで この看板は考えもので、団体の飲食が規制される今日、「〇〇市役所御一行様」などと出されたら エラい騒ぎになるだろう。 

前は団体客も受け入れていただろう部屋は 無意味に広く、その真ん中にポツンと置かれたテーブルで部屋食を取った。料理旅館だけに魚貝メインの食事は豪華で、いろんなものを美味しく頂くことができた。自慢の温泉も貸切状態で、かけ流しのすべすべ湯に嫁さんも大いに満足した(と思う)。

 

 

小浜温泉にもパムッカレがあった         端午の節句を控え「富士屋」の玄関に飾られた武者人形