久しぶりの映画は「SING」 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

前は時々行っていた新開地の映画館で、今は何をやっているのかを見たら SINGというのをやっていた (もう一本との2本立て)。題名からして歌の映画だと分かるが、どんな内容なのかは全然知らない。

夕方の上映に入場すると 10人くらいの観客であった。気の毒なほどに少なく、経営が成り立たないのではと同情する。コロナで飲食店ばかり支援するのではなく、こんな文化産業にも手を差し伸べないと文化が無くなってしまう。しかし 観客の立場からすると こんなに見やすい環境はない。席は選び放題だし、常時換気しているし 食べるのを禁止してるのもいい。

 

SING は予想に反し アニメ映画だった。アニメといってもバカにできず 近年の興行ヒットはアニメ作品ばかりである。ストーリーは、劇場の再興を狙って歌唱コンクールを企画し、入賞した人物 (といっても登場者はみな動物だが・・) の人生模様を描きながら 歌謡大会の開催までたどり着き、最後に劇場が再興されるという単純なもの。その間 何十曲ものかつての名曲が歌われる。音楽は好きだし、難しいストーリーは理解できないという私向きの作品であった。

 

DVDの機器は壊れたままだし、断捨離でビデオは全部捨ててしまって、映画とは無縁の日々が続いていたが、久しぶりに大型スクリーンで見る映画は 新鮮でいいものだと見直した。機会を見てまた行ってみたい。