水都・大垣の桜① | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

.
  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

仕事に行かなくなったのとコロナ禍回避で、この3週間はずっと家で巣ごもり生活をしていた。TVはコロナニュースばかりだし、おまけにそれを芸能人がしたり顔でコメントするから 浅はかで見ておれない。

家にいると鬱々するし 運動不足にもなるので、これを打開すべく 外出制限が課される前に桜を観ておこうと思い立った。

 

今朝のNHKで平安神宮の桜が紹介されていた。一瞬興味を引かれたが 京都はそれなりに混むだろうし、また先日行ったばかりなので、岐阜の大垣へ行くことにした。大垣を選んだ理由は“何となく”である。

通勤時間帯を避けて朝9時の新快速に乗った。しかしその時刻でも列車は混んでいて、結局大阪まで立ち放しの状態だった。沿線にはたくさんの桜が咲いているが、どこも満開近しでキレイだ。これでコロナの心配がなければ最高なのだが…

 

京都を過ぎると乗客がぐっと減る。対面4人席を独り占めできるのはいいが、隣席でおばはんがペチャクチャ喋るのが気になる。今は菌を撒き散らさないよう無口で乗っているのがマナーだ。

 

京都、野洲、米原‥と懐かしい駅名が次々に出てくる。どれも若かりし頃、電車で寝過ごして 車掌に起こされた終着の駅だ。京都くらいなら 何とかして (神戸まで)戻ったものだが、米原だった時は 駅の周りに何もなく ボーゼンとした記憶が蘇る。そして今日めざしている大垣こそ 酒飲んで寝過ごした最遠の地 (キョリ200km、JR快速で 3時間半くらいの乗車)である。 

 

 

城の大垣は駅のコインロッカーもこんなの   水とサクラの溢れるいい時期に訪問した (四季の広場)