久しぶりに姫路城 | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

姫路城が世界遺産に登録された日を記念して 12月11日は無料開放されると㏚されていた。入場料を浮かせても そこに行くまでの電車賃の方がだいぶん高くつくが、仕事が休みなので この機会に出かけてみた。いつも乗る電車でも 遊びとなると気分が違う。ちょうど入ってきた電車が姫路行き特急だったのもタイミング良しだ。

 

無料開放といっても 特に混んでいるということはなかった。 国内ツアー客のほか 欧米系外国人と中国人がほとんどで、タダだから来たというカンジの人は少ないみたいだ。平日だったこともあるし、告知もほとんどされていないから 皆は知らないのでないか。

 

姫路城は10数年前にシンガポールの知人夫婦を案内した時以来である。この間、平成の大修理が行われたが、維持保存のための工事だったから 見た目の印象は前と変わらない。

工事を終えてその真っ白の厚化粧から、 愛称として呼ばれる白鷺(シラサギ)城ならぬ白スギ城と言われたりもしたが、今は落ち着いた色合いになっている。

 

最初に西の丸を観光した。廊下が250mも続き、部屋を覗きながら歩く。 続いて本命の天守閣は 団体にくっついて解説を聞きながら見学した。説明付きなので城の歴史や造りがよく理解できた。姫路城は観るところが多く、観光的に西洋の城などより勝っており、世界遺産としての価値は十分にある。

入城すると 暗い、階段がキツイ、エレベータない、トイレない、バリアいっぱい有り、土産物売場ない … この媚びない姿勢がいい。1時間半だけ滞在して帰った。

 

 

 スタイリッシュな姫路城                隣の好古園には色褪せ気味ながら最後の紅葉が