二人で神戸ルミナリエ '19 (その2) | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

今年のルミナリエは開催初日に観に行った。夜も 9時になると 人もそう多くはないだろうと目論んだが、それでもかなりの人出である。 滞ることはないが、会場までの誘導路に道幅いっぱいの人波が続く。 10日間の会期(それも夜だけ)で 400万人集まるというのはこうなるのだろう。

ロマンあるイベントだけに観客はアベックが多く、後は調子に乗ってはしゃぐ中高生など。金曜日で夜も遅いから 家族連れや小さな子はほとんど見ない。

 

電飾は今年もキレイだが、いつもと同じコースに同じような輝き。去年と違うのは いつもの連続アーチ(の形状)に戻って、去年 システィーナ礼拝堂みたいと表現した筒形ドームがなくなったこと。

そして25周年を記念して 当初の白熱電球によるアーチも一部再現されていた。今のLEDに比べると 輝きに温かみが感じられる。

 

イベントの運営資金が厳しいようで、通りの角々で募金活動が行われている。光る募金箱などで関心を引いているが 状況は芳しくない。その中でコース最終で行われているお賽銭募金が冴えていた。

吊るした金属ベルめがけて硬貨を投げるもので、すべよく命中するとチ~ンと心地よい音が響きわたる。ちいさなベルにはなかなか当たらず、ムキになって投げ続けるという パチンコかコインゲームみたいに射幸性高い募金である。これには順番待ちの長い行列ができていた。

 

いま観光の都市間競争で 神戸は大阪や京都に明らかに負けている。そのためルミナリエは神戸観光の命綱であり、運営が厳しくとも 続けていって欲しい気がする。

 

 

 '19ルミナリエのファサードと そのアップ(ずっと奥まで続く)

 

 最終のドーム電飾と その中のお賽銭募金 (大阪カジノIRにはお子様向けにこれも採用しましょう)