「・・・歩き方」の紹介する鄭州は 魅力的な見どころが少ないと書いてある。今日は その少ない見所のうち 商代遺址と河南博物館の観光に出た。
商代遺址は殷の時代の城壁が一部残っているもので、宿泊ホテルから 2㌔南に下ったところにある。城壁と言うと西安や南京で見た石づくりの堅牢なものをイメージするが。ここは堤防みたいな土手になっている。3500年も前になると こんな造りになるのか。そういえば ルッカでも水原城でも 城壁はこんな土手だった。
城壁には上がれるようになっていて、土手の上にはチラホラ人影があった。3人の小父が凧を揚げていて 釣りみたいにリールで操作している。凧売りのデモンストレーションかと思ったが、そうではなく、純粋に凧揚げを楽しんでいるみたいで 凧は100-150㍍も舞い上がっていた。
城壁のあと 河南博物館へ Taxiで移動。訪ねてみると あいにく本館が修復中で、小さな分館で主な収蔵品だけを展示していた。甲骨文字の亀甲など関心を引くのもあるが、全般的には どっかで観たような・・・ の感じを受ける。これまで中国の多くの都市を旅行し、その度に博物館を訪ねてきたので しょうがないか、、、 ('19/10/12 )
商代遺址の外観(左)と城壁の上(中) こんなのやってたら嬉しいが(館前の看板)