最近の週刊誌を見ると 「金持ち老後 vs 貧乏老後」とか 「65歳になったらこう生きろ」といった年寄り向けの記事が目立つ。 世の経済も自身の肉体も停滞(後退)する中、先行き不安がある読者の関心は もっぱらカネや体に向いているのだろう。
こんな状況下、むやみに将来を不安がるより、先ずは自分の立ち位置をきちんと捉えておく必要がある。
経済面について、私は十数年に亘り確定申告してきたから、自分の収支は把握している。 また折に触れ 財産目録を作成し、それを手帳に書き記してきたので推移と傾向が分かる。
財産目録といっても不動産はないし、価値ある動産も持っていない。一方で債務もないので結局 預貯金を中心とした金融資産の残高を確認するだけの作業であり、すぐに終わってしまう。
先日の「週刊現代」には 墓は要らん、賀状も要らん、義理は欠くべし と書いてあった。これに加え、私には贅沢なものを持ちたいという物欲はあまりなく、安上がりにできている。消費エネルギーも減ってきたし、これからは年金と少しの老後資金(蓄え)でやっていける気がする。
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