サンクト・バレエ~どうせロシアやし⑪ | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

サンクト ペテルブルグ2日目にバレエ公演「白鳥の湖」を観に行った。開演時間を1時間ま違え、早すぎた1時間は目前の公園で人物観察をして過ごした。旗を先頭にした団体が通っていくので、公園中央に立つエカテリーナ像でも見に来たのかと思っていた。それが時間になって入館すると先の旗の団体を始め、いろんなツアーが観劇に来ていた。ガッカリである。そんな観光客向けの公演だったのかと。。。

ロシアツアーのパンフにはバレエまたはオペラを鑑賞しますと書かれているのが多いが、その実態がこれだったのか。

 

私自身はずいぶん前に観覧予約したので どんな席だったか覚えていない。1Fのメインフロアに入って係員に席を訊くと upperと答える。 2階,3階と上がる度に訊いても upperである。いちばん上の7Fまで来ると もはや上階はなく、そこが私らの予約席であった。

 

隣に若い女性の2人組が座り 一瞬喜んだものの、その2人組がすごくニンニク臭く 思わず距離をとった。

肝心のバレエはオケとダンサーの 4-50人で構成されていて 見かけは立派である。演出もノーマル版でその点は見やすい。地元神戸の貞松・浜田バレエ団よりはいいかと思うが、演舞が乱れることもあり 一線級とは言い難い。客もそれなりで、客席からタブレットで撮影している輩がいたし、ダンスの最中にカメラフラッシュが光ったのも初めてのことだ。

 

  

  公園奥に建つ由緒ある劇場と、公演が始まる前のホール