ローマ遺跡からの帰り道の沿線に温泉施設があるので、そこに寄って行くことにした。昨日のセーチェニ温泉などと違い、このルーチカ温泉は 元々が湯治治療のため造られたというだけに 地味で、利用は地元客中心みたいだ。そのため館の案内に英語説明など一切ない(ハンガリー語オンリー)。人に訊きながら何とか入湯することができた。
浴槽はたくさんあるが水温の低いのが多く、日本並みに温かいのは一つだけ。プールも1か所が 26℃でもう1か所は それよりも低い。そのため 30mはあるプールも泳いでいるのは 2-3人だ。今日は外気温が20℃くらいだから、こんな利用度なのかも知れない。ハンガリーの人が日本の温泉やプールに入ると、アツすぎて叫ぶのでないか。
温泉で湯舟を渡り歩き それぞれを堪能するのは、日本人が大江戸温泉に行って1日を過ごすのと同じ感覚か? ハンガリーの温泉はそんな文化である。
温泉への導入路はひっそりしている 寒い目だからプールにひと気がない