あったかいニットアート | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

地元区の主催で ニットアートの芸術イベントが開かれている。これは近所の運河沿いの街路樹や建造物をニットでくるむという一種の現代アートである。既存の生活空間をキャンバスに見立てるというのが目新しいところで、近隣の22か所が作品の展示場所としてパンフに示されていた。そのマップを辿れば区の名所を巡ることができ、オリエンテーリング的楽しみ方ができる。

 

この冬一番の寒さが到来という中、1時間だけ歩いてみた。展示は始まったばかりで、まだ制作途中のものもあり、何人もが街路樹に毛糸を巻き付ける作業をしていた。このクソ寒い中、指もこわばるだろうにご苦労なことだ。

樹の幹や建造物を毛糸で包んだだけのシンプルな作品だが、北風が吹きすさぶ中では温かみが感じられる。7-8か所だけ見て、こんなものかと理解して凍えながら帰ってきた。

  

   運河の柵にズラッと毛糸が編み込まれている       大仏の手前に小僧(ブルー)の手編み作品